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毎日のご飯のお供に、温かい一杯の味噌汁。
日本人ならホッとする瞬間ですが、おかずを数品作った挙げ句に味噌汁までというのは、何だか面倒くさいと思うこともあります。
また、作り置きをすれば、今度は味噌の香りが飛んでしまいますよね。
味噌汁は飲みたいのだけど、毎日の家事が増えて面倒という方、今回は、最近話題の味噌玉を使ったレシピや、味噌汁づくりの手間を省くアイデアなどをお届けします。
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味噌汁を毎日作るのが面倒?
「味噌汁って毎日作るの結構面倒ですよね?
何かお手軽裏技みたいなのがあれば教えて下さい。」
(yahoo!知恵袋より)
皆さんも、同じようなことを感じた事があるのではないでしょうか。
毎日の味噌汁が面倒な理由として、
- 具材を切ったりすると包丁やまな板を汚すことになるし、鍋や味噌漉しなど、とにかく洗い物が多いメニューだ
- 具材を切って煮たり、味噌を計る手間が大変
- ダシをとるのも面倒だと感じる。
- たとえ作り置きしたとしても、次の食事も同じ具の味噌汁では飽きてしまう
という事が考えられるでしょう。
ところが、味噌汁の栄養価はとても高く、味噌の原料である大豆は、良質なタンパク質を多く含んでいるし、身体に良いとされる発酵食品でもあります。
加えて、女性ホルモンの働きを助けてくれる役割のある、大豆イソフラボンも摂取できるとあって、日本の食卓に根付いた味噌汁は、健康面において良い事づくしなのです。
ですから、自分や家族の健康のためにも、味噌汁を毎日飲まない手はありませんね。
味噌汁の代わりになる食べ物はある?
毎日習慣的に飲む事で、味噌の栄養をまるごと摂取できる味噌汁ですが、代わりになるような食べ物はあるでしょうか?
それでは、味噌汁の味噌を、毎日のおかずに置き換えて考えてみましょう。
例えば、味噌を使うメニューとして次のようなものがあります。
- 味噌炒め
- 味噌煮込み
- 野菜につけていただく
- 味噌おにぎり
- 味噌田楽
他にも、数え切れないほどのメニューがありますね。
それでも、1日も欠かさずメニューに取り入れることを考えたら、毎日味噌味のおかずにするのは、さすがに飽きてしまう事でしょう。
そういう点からも、飽きずに毎日飲むことができる味噌汁は万能と言えます。
けれども、材料が無かったり、洗い物などが面倒だと、なかなか味噌汁習慣も続きません。
そこで便利なのが、最近注目されている「味噌玉」という手作りのインスタント食品です。
味噌玉とは、味噌に具材や薬味、だしになるものを加えて混ぜ、丸めたものです。
食べる時にお椀に落として、お湯を注ぐだけで簡単に味噌汁が完成します。
時間のある時にたくさん作っておけば日持ちするので、忙しい時にも便利で簡単、何より毎回まな板や包丁を汚さず済むので、家事の負担も減りますね。
では、詳しい味噌玉の作り方をご紹介するとともに、味噌汁にまつわる便利なアイデアも他にないか考えてみました。
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味噌汁が簡単に作れるレシピと作り置き!
簡単にできる基本の味噌玉の作り方をご紹介しますね。
- 具材を用意する。味噌玉に混ぜ込む具は、水分の少ないものが向いている。(乾燥わかめ、おぼろ昆布、お麩、高野豆腐、海苔、刻んだ漬物など)
- だしが出るような食材をひとつ選ぶ(かつお節、かつお粉、顆粒だしなど)
- お好みで刻んだ薬味を混ぜる(大葉、ネギ、みょうが、しょうが、ごま、柚子の皮)
- 具材、だしを全て味噌に混ぜ込む
- 一食分ずつ丸めてラップで包み、ねじって止める
- 冷蔵庫で1週間保存できるが、冷凍すれば1か月ほど持つ
味噌玉は、具材の組み合わせで何通りも楽しめますね。
私のおすすめは、可愛らしい色付きのお麩と乾燥わかめに、柚子の皮の組み合わせです。彩り良く味噌汁を爽やかにしてくれて、お寿司などのメニューに合いますよ。
また、私が実践しているこんな味噌汁の作り方もあります。
冷蔵庫には、茹で野菜のストックがあるというご家庭も多いかと思います。
また、茹でた野菜が傷まないよう、ごま油と塩などで調味したナムルにして保存される場合もあるでしょう。または、野菜炒めの残りはありませんか?
この様な、そのままでも食べられる食材を利用して、インスタントみそ汁を作る方法です。
- お椀に、かつお節やかつお粉やおぼろ昆布などダシの出るもの、または顆粒だしと味噌を適量を入れておく
- 茹で野菜やナムル、あれば薬味と、すぐに温まるようスプーンで小さくすくうか、ごく薄切りにした豆腐などを入れる
- 沸騰した熱いお湯を注ぎ、混ぜていただく
熱いお湯を注げば、ひと口ほどの野菜や薄切りの豆腐はちょうど良く温まります。
またナムルなら、ごま油が入っていますので、入れると味噌汁にコクが出ます。
薄切りにした豆腐は、見た目も良いので、急なおもてなしにも活躍するでしょう。とにかく良いのは、洗い物がほとんど出ない事ですね。
また、いつものお惣菜を味噌汁に応用することは、家計の節約にも繋がりますね。
まとめ
いかがでしたか?
昔ながらの良い知恵が詰まった味噌汁、そして便利な味噌玉。味噌汁を毎日飲む事で、和食の優れた日本文化を大切にしていきたいですね。
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