鮭とサーモンの違いを栄養や味見た目では?生で食べれるのは?





先日、小学3年生になる息子と一緒にスーパーへ買い物に行ったときのことです。

「ママ、サケとサーモンの違いって何?」と聞かれ、うまく説明できずに困ってしまいました。

みなさんも、鮭とサーモンの違いをきちんと子供に説明できずに困った経験がありますよね。

鮭とサーモンは別の魚であると知っていても、実際にどんなふうに違うのか言葉でうまく説明できません。

そこで、今回は、鮭とサーモンの違いを詳しく解説していきます。

栄養や味、見た目から鮭とサーモンの違いを徹底解説しますよ。

また、紅鮭、銀鮭、白鮭の違いとキングサーモンとアトランティックサーモンの違いも紹介します。

日本で親しまれている鮭やサーモンについて知り、日々の生活の中で活かしてみましょう。

また、この記事を読めば、鮭とサーモンの違いを子供に分かりやすく説明できるママになれます!

物知りなママは、子供の自慢です。

ぜひ、鮮魚コーナーやお寿司屋さんに行ったときに、鮭とサーモンの違いを子供に教えてあげてくださいね。

スポンサーリンク



 

鮭とサーモンの違いは?栄養や味・見た目でチェック!

鮭とサーモンは違う魚で、栄養や味、見た目に違いがあります。

鮭とサーモンの違いを詳しくみていきましょう。

鮭とは?

鮭とは、サケ目サケ科サケ属に分類される魚です。

もっと細かく分類すると、サケ属のシロサケ、ベニザケ、ギンザケと言われるのが「鮭」です。

そのため、鮭の種類でよく聞くものが、白鮭、紅鮭、銀鮭ですね。

また、日本の川を遡上し、日本で親しまれている種類が「鮭」と呼ばれます。

その他の特徴としては、

  • 身の色がピンク色や濃い赤色
  • 生食としては食べられない
  • 脂がのっていて旨味が強いということがあります。

鮭100gにおける栄養は、次の表の通りです。

 

エネルギー 120kcal
たんぱく質 20.14g

(引用:Wikipedia)

この他にも、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。手に入りやすい食材ですので、焼き魚やムニエルなどいろんな料理方法で親しまれていますね。

サーモンとは?

サーモンは、サケ科サケ属のニジマスに分類される魚です。

体長が大きな種類が多く、主に北米やカナダで捕獲されます。

キングサーモン、アトランティックサーモン、トラウトサーモンなどの種類が有名ですね。

また、サーモンは、養殖が容易なため、天然物よりも養殖のものが多く出回っているのも特徴の1つです。

その他の特徴としては、

  • 身の色がピンクがかったオレンジ色
  • 生食として食べられる
  • クセがなく、食べやすい
  • 脂がのっている

ということがあります。

サーモン100gにおける栄養は、次の表の通りです。

鮭に比べると、少しカロリーが高めですね。

この他にも、鮭と同様にビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。

刺身や寿司、燻製、ムニエル、フライとしても食べられ、食卓には欠かせない食材の1つですね。

紅鮭や銀鮭・白鮭など鮭の種類の違いは?

鮭には、紅鮭、銀鮭、白鮭などの種類があり、

  • 生息域
  • 体長
  • 身の色
  • 旬の時期
  • 値段

などの特徴が違います。

それでは、それぞれの違いを表にまとめたものをみてみましょう。

紅鮭 銀鮭 白鮭
生息域 ロシア、カナダなど

北海道でごくまれに捕獲されることもある。

太平洋北部 北太平洋からオホーツク海
体長 50~70cm 85cm 70~100cm
身の色 赤みが強い 白鮭よりも赤みがある ピンク色
コクのある旨みとほんのりした甘味 脂ののりがよい そこそこ脂がのっている
旬の時期 6~8 8~10 9~11
値段 高い 白鮭よりも高いが紅鮭よりは安い 安い
その他の特徴 ・婚姻の時期になると体が赤くなる ・養殖がさかんで、日本でよくみかけるのはチリ産の養殖である ・日本で一番多く捕獲される天然の鮭である

鮭の種類には、表のような違いがみられます。

鮮魚店などに行くと一年中出回っている鮭ですが、旬がありますので、鮭の種類に注目して選んでみるのもいいですね。

旬の味が楽しめるし、できる主婦になった気分がします!

スポンサーリンク



 

キングサーモンとアトランティックサーモンの違いは?

日本によく出回っているサーモンである、キングサーモンとアトランティックサーモンの違いは、

  • 生息域
  • 大きさ
  • 体色
  • 調理用途

です。

キングサーモンとアトランティックサーモンの違いや特徴についても表にまとめたものをみていきましょう。

キングサーモン アトランティックサーモン
別名 マスノスケ タイセイヨウサケ
生息域 北太平洋、日本海北部、オホーツク海、ベーリング海 北大西洋北部
大きさ 80~90cm 90~110cm
体色 背面:黒色点が散在する青緑色

腹部:銀色

尾びれ:銀色の放射条と黒色斑

頭部から背部にかけて黒点が散在する
脂が多く、濃厚な味わい 脂が多くのっている
調理用途 刺身、燻製、缶詰加工、焼き魚など 刺身、寿司、燻製、ムニエル、フライなど

この他にも、キングサーモンは天然物を食べることが多いですが、アトランティックサーモンは養殖のものを食べることが多いのも違いの1つです。

鮮魚店では、アトランティックサーモンでもキングサーモンの名前で販売されていることもあるほど、身の色や味は似ていますよ。

生で食べられるのはサーモンだけ?

生で食べられるのは、サーモンだけです。

サーモンには、キングサーモン、アトランティックサーモン、トラウトサーモンなどの種類があります。

中でも、日本の寿司屋で食べられているのは、アトランティックサーモン、トラウトサーモンです。

それは、アトランティックサーモン、トラウトサーモンは養殖のものが多く出回っているため、アニサキスなどの寄生虫の心配がないからです。

最近の養殖の技術はとても進歩していて、寄生虫の感染が起きないように徹底管理がされています。

そのため、刺身や寿司のネタとして生で食べられるサーモンは、養殖がしやすいアトランティックサーモン、トラウトサーモンが一般的です。

鮭サーモンまとめ

今回は、鮭とサーモンの違いを詳しくご紹介しました。

鮭とサーモンは、栄養や味、見た目など違いがたくさんあります。

また、紅鮭、銀鮭、白鮭の違いとキングサーモンとアトランティックサーモンの違いも多くあります。

記事の中で、それぞれ表にまとめたものをご覧ください。

鮭とサーモンの違いが分かれば、子供に聞かれたときもすぐに答えられ、戸惑う心配もありません。

また、鮮魚店やお寿司屋さんなどに行ったときも、それぞれの違いを楽しみながら、旬の鮭を選ぶこともできます。

ぜひ、物知りママになって、我が子を驚かせてみましょう!

こちらもよく読まれています!



参考にしたURL
https://www.uoya.co.jp/cooking/%E9%AE%AD%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%84%E3%82%8D
https://shiire.info/archives/2409
https://the360.life/U1301.doit?id=2142
https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article38/