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秋になると今年も新米の季節が来たなと感じますよね。
しかし、新米がいつから出回っているかは何となくわかりますが、いつまでの米が新米なのか知っている方は少ないと思います。
一年中食べているお米だからこそ、いつからいつまで新米と言えるのかわかりにくいですよね。
そこで今回は、米の産地品種別に新米がいつから出回っているのか、新米とはいつまで言えるのかも調べてみました。
新米の見分け方や精米方法についてもご紹介しますので、ぜひこの記事を読んでおいしい新米をよりおいしく召し上がってみて下さい。
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新米はいつから出回る?いつまで新米という?
だいたい全国的には9月~10月頃に新米は出回るようになります。
秋になると田んぼの稲が重そうに垂れ、収穫しているところを見かけるようになります。
新米が出始めるとスーパーでは「新米」と謳って売り出したりしますが、実は新米と謳うには2つの法律で基準が決められています。
1つ目は、食糧法によってお米は米穀年度というものが決められています。
よくお米の袋に平成30年度産というように記載されているのが米穀年度です。
お米の取引に使われる米穀年度では11月1日から翌年の10月31日までに扱われる1年間を新米としています。
年度が新しくなると、前年のお米は古米と呼ばれてしまいます。
2つ目は、農林物資の品質に関する適正な表示を定めた法律であるJAS法です。
JAS法によるとお米が生産された年の12月31日までに精白され、容器に入れられ、若しくは包装された精米は新米と表示することができます。
つまり、早いところでは8月頃から9月10月にかけて収穫されたお米は、その年の12月31日頃まで新米と表示され扱われていることになります。
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新米は玄米か精米か?
精米に比べて玄米は、周りを覆われているので玄米として保管するだけで酸化や乾燥が抑えられます。
玄米の状態であれば、冷暗所で保管できれば1年はおいしくいただけます。
精米したお米を買って冷暗所で保管していれば1ヶ月くらいはあまり劣化しません。
玄米や精米されたお米には賞味期限がありません。
お米も生鮮食品なので酸化や乾燥により日々鮮度は落ちていきます。
せっかくの新米も保存方法で鮮度が落ちてしまいます。
気温が30度以上になる夏場は2週間くらいで劣化してしまうので、この時期は冷蔵庫保管や2週間で食べきる量を買うなど工夫が必要です。
新米の時期ランキング10選
今回は日本穀物検定協会が毎年行っている食味試験において平成30年度一番優良である特A評価を受賞したお米の中から選りすぐりの品種の新米の時期をご紹介します。
- ゆめぴりか(北海道) 9月下旬
- 青天の霹靂(青森) 10月上旬
- ひとめぼれ(宮城) 9月下旬~
- あきたこまち(秋田) 9月中旬~
- つや姫(山形) 9月下旬~
- コシヒカリ(新潟) 9月下旬~
- きぬむすめ(岡山) 10月上旬~
- 夢つくし(福岡) 9月中旬~
- さがびより(佐賀) 10月上旬~
- 森のくまさん(熊本) 9月中旬~
お米には品種がたくさんあり、それぞれに特徴があります。
全国的にみると品種によって収穫の時期はバラバラです。
粘りが強く弾力や味があったり、食感が柔らかい、粒がわかるお米もあります。
昔ながらの品種は、新米の時期が早い傾向にあります。
一方、最近登録された新しい品種は暑さに強いものが多く、収穫時期が遅い傾向にあります。
今は、ネットで全国のお米が買えるので新米の収穫時期を狙って少しずつ品種を変えて食べてみるのも面白そうですね。
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新米の見分け方
米の周りに白い粉が付いていたり、噛んでみてパキッっと割れるようであれば古米です。
新米は水分が多いので炊いた時に柔らかく、香りが良いのが特徴的です。
となると、炊かないとわからないというのが、現実です。
一般の人が炊く前の米を見て新米か古米が見分けることは難しく、最近のお米は低温貯蔵保管されているので、古米であってもあまり劣化していません。
一番安心して新米を購入するためには、自分が信頼できるお米屋さんを見つけることです。
自分の好みの新米を教えてくれます。
また、近くにお米屋さんがなくて、スーパーでお米を買うなら新米シールが貼ってあるものを購入します。
きたきたきたーーーー!
松本さん@bouzz0021 の所でお米をリピート購入しました。新米シールがめっちゃ嬉しいです。もう美味しいのは分かってるので今回は20kgも注文しちゃった☆
XEM払いで受け付けてくれてありがとうございます‼‼‼大事に食べます。 pic.twitter.com/JwBeaNL5HO— HM (@kuhgwef) 2018年10月31日
新米シールはJAS法によって収穫した年の12月31日まで貼ることができます。
9月~10月に収穫されたお米がほとんどなので、約4ヶ月貼られていてこの時期は新米として食べることができます。
新米シールの他にも、米袋には1種類のお米のみの「単一原料米」や、いくつかの品種をブレンドした「複数原料米」の表示があります。
複数原料米の場合は、古米がブレンドされている可能性があるので単一原料米と記載されたものを選んだ方がいいです。
また、精米されたお米は、日々少しずつ酸化して味も落ちていきます。
精米されたお米には精米日も必ず記載されています。
精米日を確認して日付の新しいものを選ぶといいです。
新米の精米の方法
新米というだけで十分普段のお米よりおいしいですが、もっとおいしく食べられる方法をご紹介します。
お米は、酸化してしまうので精米したてが一番おいしいです。
ただ、スーパーで買ってきたお米は早くても精米してから1週間くらい経ってしまっていますよね。
玄米が たくさんあるので 小型精米機 買ってみた pic.twitter.com/4xneMhgEpG
— myumyu (@myumyu_1023) 2019年8月8日
よりおいしい新米を食べたいなら、マイ精米機を買ってみるのもいいかもしれません。
お米を玄米で購入し、自宅で食べる分を毎日精米するという方法です。
私の実家は、マイ精米機があり、毎日必要な分を精米しています。
精米の度合いも調整できるので、栄養の多い胚芽を残したり、精米をその都度するので鮮度も良いです。
その日の料理のメニューに合わせて選ぶことができます。
精米中は少しうるさいですが、ぬかもできるのでぬか漬けも作っています。
やはり、精米したての実家のご飯はとてもおいしいです。
母の愛情もあるかもしれませんが、時々無性に母の作る塩おにぎりが食べたくなり、実家に帰るとリクエストしてしまいます。
新米の季節、あなたも今までよりおいしい新米を食べてみてください。
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