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今や健康飲料の日本代表とも言える甘酒。
海外では、発酵食品という意味合いで、「ジャパニーズヨーグルト」と名付けられ売られる事もあります。
発酵食品は海外でも人気があり、効果の高い甘酒であれば、
「風邪をひかないのかな」
と疑問になります。
風邪予防になれば、毎日の習慣にして飲みたいですよね。
そこで、今回は甘酒が風邪をひかないような予防と効果をお伝えします。
甘酒には、「米麹」を使って発酵させたアルコールを含まない甘酒と、日本酒をつくる過程でできた「酒粕」を水に溶かして作られた甘酒の2種類があります。
風邪を引かないためは米麴と酒粕で作られた甘酒、どちらが良いのかもわかる記事になっています。
甘酒を飲んで、冬は元気に過ごせるよう、家族のために風邪予防の対策をしてきましょう。
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甘酒は風邪ひかない?
甘酒は、風邪を予防するための栄養素をバランスよく含んだ100点満点の飲み物です。
風邪を予防するためには、基礎体力をつけ病気に負けない丈夫な身体を作ることが、大切になりますよね。
そのためには、
- 身体を温める
- 筋肉量を増やす
- 栄養バランスを整える
などに気を配ると、免疫力が高まり、風邪だけでなく、様々な病気の予防にも繋がります。
甘酒をはじめとする発酵食品は、発酵の過程で、酵素やビタミンB群などを生み出します。
ビタミンB群は、体内で皮膚や筋肉・エネルギーを作るために必要不可欠で、酵素は免疫力を高めたり、食べ物の消化を助けてくれる働きがあります。
そのため、発酵食品である甘酒を積極的に摂ると、新陳代謝や血の巡りが良くなり、結果的に体が温まると考えられます。
さらに甘酒には、オリゴ糖や食物繊維も含まれているので、便通も整える事ができます。
普段から甘酒を習慣にすれば、身体のメンテナンスはバッチリ! という事になりますね。
ただし、酒粕の甘酒にはアルコールが含まれています。
妊婦の方やお子さんが飲む場合には、全くアルコールを含まない米麹の甘酒が安心です。
甘酒で風邪予防の作り方と飲み方
体調を整えるのに最適な甘酒の習慣ですが、どうせ毎日飲むのなら、米麹の甘酒を自分で「手作り」するのが、美味しい上に大事な栄養素も失わず取れるので、お得な方法と言えます。
甘酒には酵素が含まれていて、この酵素は、60度を超えるとどんどん死滅していってしまいます。
市販の甘酒は、品質を保つために温度処理などで殺菌されている場合もあり、加熱によって酵素の量には限界があるかもしれません。
しかし、手作りをすれば、甘酒の大事な酵素を失う事もなく、栄養を丸ごといただけます。
しかも手作り甘酒は、とても簡単にできるので、前の晩に仕込んでおき、翌朝には美味しい出来立てを飲む事ができますよ。
それでは、米麹から作る甘酒の簡単な作り方をご紹介します。
材料 :
- 米麹 400g(乾燥米麹なら200g)
- 米 1合
- 水 360ccを2回分
用意するもの : 温度計・炊飯器
- 米1合を研いで、360ccの水で普通に炊く。水はやや多めなので、柔らかなご飯が炊ける。
- ご飯が炊けたら、保温モードの状態のまま、直接炊飯釜に360ccの水を入れてご飯を冷ましてゆく。温度計で計ってみて、ご飯が60度に冷めたのを確認したら、手でほぐした米麹を加える。
- 炊飯器の蓋を開けた状態で、濡れぶきんをかけ、保温モードで8時間保温する。
- 粗熱が取れたら、保存容器に移して、冷蔵庫に入れる。1週間保存可能。
ポイントは、炊飯器の蓋を開けておく事です。蓋を閉めてしまうと、温度が上がり過ぎて麹菌が死滅してしまいますので、気をつけてくださいね。
温度は60度をキープしましょう。高すぎると、麹菌が死滅し始めて酸味が出てしまいます。また、低すぎると、甘みが出ず粒もかたくなってしまいます。
炊飯器が空いていない時は、ステンレス製水筒でも同様に作ることができます。その場合、内部が適温を保てるよう、きっちり蓋を閉めて発酵させて下さい。
途中で温度を計って、60度をキープするのも重要です。
手順は意外に簡単です。温度さえ守れば、必ず美味しい甘酒が出来上がりますので、ぜひ挑戦してみて下さいね!
甘酒で風邪の効果は?
さて、美味しく出来上がった甘酒の、効果的な飲み方が気になりますが、
より、風邪予防・健康効果を引き出すためには、甘酒を飲むタイミングは、朝食前がおすすめです!
その理由は、
- 甘酒の糖質は、即エネルギーになる分解されたブドウ糖など。したがって、脳や身体の目覚ましにもなる。
- 甘酒の栄養素ビタミンB群は、朝食と結びつき身体に必要なエネルギーや細胞を作り出す。
- 甘酒に含まれる酵素は、その後とった朝食の消化を助け、エネルギーを効率よく生産する。
- 豊富な食物繊維が便通を整え、朝のお通じの習慣にも繋がる。
など、1日のスタートに優れた効果をもたらすのです。
甘酒の栄養成分は、点滴とほぼ同じと言われ、そのバランスは抜群。身体の様々な働きをサポートしてくれる強い味方と言えますね!
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甘酒は酒粕と米麹、どっちが良い?
甘酒には、「米麹」と「酒粕」から作られる2種類があります。
風邪予防・健康効果の観点で比べると、「米麹」の甘酒と「酒粕」の甘酒は、栄養面でも、どちらも優れています。ですので、どちらが良いかは、好みや用途によって選びましょう。
子どもやアルコールに敏感という方、運転をする方、自然の甘みを好むという方はアルコールを含まない「米麹」の甘酒が合っているでしょう。
また、私のように毎朝飲むという場合にも、こちらの米麹の甘酒がふさわしいと言えます。
一方、「酒粕」の甘酒には、米麹の甘酒の栄養に加え、さらに酵母由来の栄養成分も含まれています。
元々「百薬の長」と言われる日本酒を造る過程で出来るものでもありますので、身体にとても良いのです。
でも、酒粕の甘酒には、アルコールが含まれていますので、飲む際には注意しましょう。
また、もう風邪をひいてしまったという時も、酒粕の甘酒は身体を温めてくれますが、薬と一緒に飲むのは控えましょう。
このように、栄養豊富な甘酒ですが、どちらも途中まで工程は全く同じで、酵母を加えるか否かで成分が変わってきます。
「米麹」の甘酒は、米麹に米と水を加えて発酵させたもので、アルコールをいっさい含んでいません。
この米麹の甘酒に酵母を加えて、ダブルの力で発酵させたものが醪(もろみ)と呼ばれます。そして、その醪(もろみ)を搾ったものが日本酒、その搾りかすを「酒粕」と言うのです。
酵母を加えることで、日本酒にはじめてアルコールが発生し、搾り取られた後の酒粕にもアルコールは残ります。酒粕の甘酒には、さらに酵母由来の栄養素や豊富なタンパク質が含まれます。
どちらの甘酒であっても身体に良いことは間違いありませんね。
まとめ
「甘酒」は先代の知恵が生み出したスーパーフードです。
昔から飲まれているものには、やっぱり訳があるのですね。私も、甘酒の健康効果に改めて驚きました。
美味しい甘酒で風邪が予防できるなら、こんな嬉しい事はないですね!
甘酒についての記事はこちらでも読めます!
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