新米の水の量 土鍋の水加減 つける時間は少な目じゃない!





人気のコシヒカリやあきたこまちなどおいしい新米が店舗に並ぶ季節がやってきます。

時期が限られている新米ですので、おいしいご飯にして食べたいところですが、新米の場合水の量や水につける時間は普通のお米と同じでいいのか悩みます。

「水加減を少なくすると聞いたことがある気がするけれど自信がない。」

「おいしく新米を炊く方法が知りたい。」

その悩みを解決するため、新米の炊き方について水加減や浸水時間について調べました。

おすすめの土鍋での新米の炊き方レシピも紹介します。

新米を炊く時のポイントも一覧にしましたので、参考にしてください。

新米の水の量やつける時間を知っておくことでおいしいごはんが炊け、より料理を楽しむことができますよ。

さっそくご覧ください。

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新米の水の量(水加減)やつける時間は少な目?

新米だからといって水の量や水につける時間を少なくする必要はありません。

基本的には普通のお米(古米)と同じ水加減・浸水時間です。

水加減について

昔は新米を炊くときは水加減を少なめにすると言われていました。

親御さんからもそう教わっているかもしれません。

新米の水加減を少なくすると言われていた理由は、新米は水分を多く含んでいるからです。

しかし、今は考え方が変わっています。

その理由はお米の管理に関係があります。

20年くらい前までは、お米の水分量は13~17%と開きがありましたが、現在は低温倉庫の発達により、新米・古米とも水分量は15%程度と一定に保たれています。

新米・古米とも同じ水分量で保たれているため、水の量やつける時間に差をつけなくてもよくなったんですね。

ただし、お米自体の水分量は同じでも、やはり新米の方が水分の吸収率がよくなります。

それでも水分量は3~5%の差となりますので、水を減らさないといけないと思わなくても大丈夫です。

目安として、お米1合の場合は水の量を200mlにするところを190mlにするという、ほんの気持ち程度減らすだけで良いです。

水につける時間

お米の浸水時間によってでき上ったご飯の食感が変わります。

30分前後
お米に入る水分が少ないことにより、やや固めの食感になる。

30分~2時間
お米の中までしっかりと水分が入ることにより、柔らかかく粘り気のある食感になる。

水にお米をつけることで、でんぷんがアルファ化(粘化)し、粘り気のあるごはんになります。

水につける時間によってどれくらいアルファ化が進むのかが変わるため、炊きあがり後のごはんの食感が変わるということです。

ただし、2時間以上水につけると、水分を吸収しすぎてお米がふやける原因になりますので、長くつければいいというわけではありません。

お米の固さは人それぞれ好みがありますので、自分やご主人好みの固さになるよう毎回調整してみると料理として楽しむことができますね。

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【土鍋】新米の炊き方!水量(水加減)と浸水時間

土鍋を使用した新米の炊き方レシピを紹介します。

タイトルが入ります。
  1. ボウルに米を入れて冷たい水で素早く2,3回混ぜ、水を捨ます。これを2回行います。この時指を立てるようにして、混ぜます。
  2. ボウルに水を加えて20回くらい円を描くように混ぜ、水を捨てます。
  3. 仕上げ洗いとしてボウルに水を入れ、混ぜずに水を捨て、ザルに上げて水を切ります。
  4. 土鍋に水を切った米を入れ、水を入れて浸水させます。
    水の量はお米と同じ量です。
    浸水時間は好みによりますが、1時間くらい置くのをおすすめします。
  5. 中火で火をかけ、10分くらいかけて沸騰させます。
  6. 沸騰したら弱火にし、10分くらい炊きます。
  7. 火を止めて10分くらい蒸します。
  8. 蓋を開け、しゃもじでグルっと鍋の内側に沿ってほぐします。

すぐに食べない場合は濡れ布巾をかけた上に蓋をして置いておきます。

軽く混ぜてからお茶碗によそいましょう。

水加減や水につける時間は好みで調整していってください。

新米を美味しい炊き方は?

新米をおいしく炊く時の炊き方を一覧にまとめましたので、紹介します。

米の研ぎ方
  • お米を研ぐ時は冷たい水を使います。
  • 最初の水は吸収されやすいので、ミネラルウォーターや浄水器の水を使うのがおすすめです。
  • 最初はさっと素早く洗うのがポイントです。
  • 2,3回混ぜまたらすぐに水を捨てましょう。
  • 新米はつぶれやすいので、研ぐというよりは指を立てて混ぜて洗います。
  • 2度目も素早く洗い、3度目はゆっくりと混ぜるように研ぎます。
  • 4度目は研がずに水を入れて捨てるのみで大丈夫です。
  • 水が透明になるまで研ぐのではなく、少し白く濁る程度がおいしく炊くコツです。
水の量
  • 炊飯器のメモリに合わせても良いですが、できるだけ計量カップで正確に計ります。
  • 硬めか柔らかめか好みの硬さになるよう水加減を調整して下さい。
  • 冷たい水を使った方がおいしく炊けます。
  • 計量カップにあらかじめ氷を入れてから水を入れて計りましょう。
浸水
  • 水につける時間は硬めが好きな場合は30分、柔らかめが好きな場合は30分〜2時間置きます。
  • 2時間以上置かないように注意して下さい。
  • 浸水もミネラルウォーターや浄水器の水を使うのが理想です。
  • ぬるい水を使用する場合は、水分の吸収が早くなるため、浸水時間は短くします。

あとは炊飯器で炊く場合は炊飯ボタンを押すだけです。

新米をおいしく炊くには水が重要です。

冷たいミネラルウォーターや浄水器の水を使いましょう。

新米は土鍋か炊飯器で炊く?

新米は炊飯器よりも土鍋で炊く方がおいしいごはんになります。

最近は土鍋のように炊ける炊飯器も販売されていますが、そういった炊飯器があるのも、やはり土鍋で炊いたごはんの方がおいしいからです。

だからといって毎回土鍋で炊くのは大変ですので、週末だけ土鍋で炊くというように特別感を出すとよりおいしくご飯が食べられるのではないでしょうか。

新米を手に入れた最初の1回目を土鍋で炊いてみたり、贅沢な一人ランチにするために1人前だけ土鍋で自分だけのご飯を作ってみたり、せっかくの新米ですので炊飯器ばかりでなく、土鍋で炊く日を作るとよりおいしく食べられます。

私も明太子をもらったり、おいしいお漬物を買った時は少し贅沢をするために一人用の土鍋で新米を炊いていました。

土鍋で炊きたてのご飯を食べると本当においしくて感動します。

新米の水の量まとめ

新米の水の量、浸水時間についてまとめました。

土鍋で炊く新米は本当においしいですので、ぜひレシピを参考に作ってみてください。

新米にはコシヒカリなどの人気のお米などたくさんの種類がありますので、好きな新米の種類を探して料理を楽しむのもいいですね。

お米の中でも発芽米は注目されているお米です。



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