[cc id=8785 title=”タイトル下(リンク上)”]
誰にでも喜ばれるローストビーフは、肉を買って来て手作りすれば、市販のものよりずっと安上がりでお得ですよね。
我が家でも、塊の肉が安い時にローストビーフが登場します。大きな塊を切り分けるのは盛り上がりますね!
肉の内部を低温で仕上げるローストビーフは、美味しい反面、日持ちはどの位するのかが悩ましいところです。
今回は、ローストビーフを美味しく食べるための保存期間について詳しく調べてみました。
手作りしたローストビーフは、冷蔵保存が基本ですが、塊の場合は、数日保存する事ができます。
一方、スライスした場合は、冷蔵でも当日限りと日持ちは難しいようです。
ローストビーフは、冷凍で長期保存する事も可能ですよ!
こちらの記事では、ローストビーフの保存・冷凍・解凍のコツや、賞味期限が切れた市販のローストビーフをアレンジするレシピなども合わせてお伝えします。
[cc id=8786 title=”記事上”]
手作りローストビーフの保存期間は?
ローストビーフを手作りした時の保存期間は、肉の塊そのままの状態と、スライスした場合でだいぶ違ってきます。
塊のまま
ローストビーフを手作りして、塊をまだ一度もスライスしていない状態の場合は、冷蔵庫で2・3日保存が可能です。
また、ご家庭の冷蔵庫に、庫内温度が0度に近いチルド室が備えてある場合は、1週間ほど保存できます。
ご存知の通り、ローストビーフは、肉の表面をまんべんなく焼いてから、内部を低温で調理する食べ物ですが、食中毒の元になる細菌は、牛肉の表面だけに付きます。肉の内部に菌はありません。
肉の表面を焼いた段階で、雑菌の処理は終わります。
ですから、正しく調理されたローストビーフであれば、数日、チルド室なら1週間の保存ができます。
ただし、肉の表面を焼く最初の段階で、焼きムラがあると雑菌が繁殖しますので、注意しましょう。
また、保存の際は空気にふれないように、塊のローストビーフをぴっちりラップでくるんでおきましょう。
スライスしたとき
スライスした場合のローストビーフの保存期間は当日限りです。
その理由は、肉の内部の調理方法にあります。
ローストビーフの内部は、しっかりと焼付ける外側と違って、低温の調理です。
肉の内部温度を55度から60度に保ちながら加熱して、あの美味しそうなロゼ色ができるのです。
ローストビーフの塊に包丁を入れなければ、外は高温で焼き付けてありますので、傷みにくいのですが、
いったん包丁を入れて内部が空気に触れた場合は、低温で調理した部分に雑菌が付き傷みやすくなります。
ですので、スライスした場合は、その当日中に食べ切りましょう。
どちらにしても、手作りの場合は、温度管理も完璧とは言えませんので、作ったら早めに食べるのが鉄則ですね!
手作りローストビーフの腐ってる見極め方は?
手作りしたローストビーフをうっかり置きっ放しにして、傷みが心配だという場合もあるでしょう。
ローストビーフの傷みを見極めるには、
- 色と匂いを確かめてみる
- 茶色っぽくなっていないか
- 腐敗臭がしないか
が、ポイントとなります。
牛肉は、スライスして切り口が空気にふれた場合、酸化して変色します。
最初は赤く変化し、だんだん茶色になり、やがて腐敗していきます。
色が茶色になっていて、腐った様な臭いがあれば、迷わず処分しましょう。
多少色が悪いくらいで腐敗臭が無いなら、全体をよく焼く事で、食べられます。
ただし、手作りの場合、傷んでないかどうかは、塊肉の表面をまんべんなく焼く・中心部の加熱は55度~60度に保つなど、正しい調理方法が前提になります。
ご自分でよく確かめて判断して下さいね。
ローストビーフを長期保存するには冷凍?
美味しいうちに食べるのが一番のローストビーフですが、多めに作った場合、その当日のうちに冷凍にすると、1ヶ月位は長持ちしますので便利です。
ラップでぴっちり包み、さらにジッパー付きの保存袋に入れて、なるべく空気を抜いて冷凍保存しましょう。
スライスしたものを冷凍する場合も同様、空気が入らないようにぴっちりラップをしてから、保存袋に入れて下さい。肉どうしをなるべく重ねないようにすると早く凍ります。
スライスしたものは、二週間ほど保存可能です。
食べる際は、冷蔵庫に移してゆっくり解凍しましょう。
塊のまま冷凍した場合、私は、冷蔵庫や室温に移して解凍するよりも、袋ごと流水解凍して、周りだけが少し溶けた半解凍状態でスライスしています。
スライスしたら皿に盛り付けて、冷蔵庫で自然解凍しましょう。
この方法ですとスライスもしやすく、水っぽくなりませんので、ぜひお試し下さいね!
ローストビーフの冷凍は一カ月が目安ですが、徐々に匂いなどもついて味が落ちてきますので、なるべく早く使いきりましょう。
ローストビーフの正しい保存方法
ローストビーフは冷蔵庫で保存が原則で、とにかく空気を逃して肉の酸化を防ぐことが大事です。
コツをまとめると、
・保存は冷蔵なら2・3日可能(チルドなら1週間)
・保存は冷凍なら約1ヶ月
・包丁を入れた部分は加熱してから保存
・ラップでぴっちり包んで空気を抜く
・ラップの上から保存袋の、二重構造にして匂い移りや酸化を防ぐ
と、なります。
肉は空気にふれると、どんどん傷んでいきますので、ラップやジッパー付き袋でぴっちり包むと良いでしょう。
また、塊でも、一度包丁を入れてしまったローストビーフの保存期間は、その日限りです。
ですので、スライスしたけれど、食べ切れず塊で残してしまったという場合は、切り口を含む表面を、もう一度をフライパンでしっかり焼いて殺菌してから、冷蔵保存しましょう。
スライスしたものを冷凍保存する場合は、切ったらすぐに冷凍庫に入れるのをおすすめします。塊の場合より匂いがつきやすいので、二週間ほどで食べ切りましょう。
[cc id=8787 title=”記事中”]
市販のローストビーフの賞味期限が切れたら?
温度管理がしっかりされている市販のローストビーフは、塊であれば、「賞味期限」を過ぎたからと言って直ちに傷むわけではありません。
ただし、惣菜として売られているローストビーフには、「消費期限」がついているのでその日に食べ切るのが鉄則です。
一般的に「賞味期限」は冷蔵または常温で保存できる製品に付いているもので、未開封であれば賞味期限を過ぎても直ちに傷むことはありません。
一方「消費期限」は、ケーキや惣菜など、日持ちのしない商品に付けられるものです。こちらは、その日のうちに消費することが推奨されています。
という事で、数日経っていても、臭いや傷みがなければ食べて良い事になります。
ただし、ローストビーフの場合は、傷んでないと思っても、加熱してから食べると安心ですね。
そこで、賞味期限が切れた場合も美味しく食べられる、私のアレンジレシピを2つご紹介しますね。
材料 :
ローストビーフ 150~200g
ご飯 茶碗2杯分
卵 2個
ちぎったレタス 2つかみ程度
にんにく ひとかけ
焼肉のたれ 適量
塩・コショウ 適量
作り方 :
- ローストビーフはサイコロ状に切る
- よく熱したフライパンで、ローストビーフを炒めて、いったん皿にあげておく
- 再びよく熱したフライパンに油を大さじ一杯入れたら、溶いた卵を入れて混ぜる
- フライパンに、ご飯とにんにくのみじん切りを加えてよく炒め合わせる
- ご飯に火が通ってきたらローストビーフを戻して、焼肉のたれ・塩コショウで味付けする
- 最後にちぎったレタスを加えてサッと混ぜる
レタスのシャキシャキとローストビーフがとても良く合いますよ!
材料 :
ローストビーフ あるだけ
生姜 千切りでひとつかみ程度
うずらの卵水煮 ひとパック
ウスターソース 適量
酒 大さじ一杯
水 1/2カップ
- ローストビーフを厚めにスライスして、さらに1センチ幅に切る
- 鍋に材料を入れて火にかける、沸騰したら中火にし、五分ほど煮詰めたら完成
すごく簡単ですが、ウスターソース一本で味が決まります。あれば、練りがらしを添えて食べて下さい。
というわけで、賞味期限が切れ場合は、薬味などをたくさん使うと、より安心して美味しく食べられますね!
まとめ
スーパーなどでローストビーフ用の大きな塊の牛肉を見つけると、食べ切れるのかどうか心配になりますが、保存方法を知っておくと便利です。
冷蔵も冷凍もできるので、パーティなどのおもてなしの時にも慌てなくて済みますし、余裕ができます。
ぜひ、ご活用下さいね!
[cc id=8788 title=”記事下”]