オーブンシートとクッキングシートの違い!温度と選び方は?





オーブン料理をする際に使用するオーブンシートやクッキングシート。

天板を汚さないだけでなく、食材がくっつかず便利ですよね。

最近では、オーブンシートやクッキングシートの種類が豊富で紛らわしく、どのメーカーを選んだら良いのか困る事もあります。

今回は、オーブンシートとクッキングシートの違いや、用途に合わせた使い分け、人気の商品の価格を調べました。

ピザやクッキーなどのおやつから、本格グリル料理まで、ご家庭でよく作るメニューや頻度によって、おすすめのシートも変わってきます。

必要なシートをキッチンに常備しておくと、オーブン料理の時に慌てませんね!

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オーブンシートとクッキングシートの違いは?

両方とも用途は同じです。

違いはズバリ、オーブンシートは繰り返し使えるもの、クッキングシートは使い捨てのシートだという事です

オーブン用シートの各メーカーで、一般的に「オーブンシート」と呼ばれるものは、グラスファイバーなどの素材でできていて、洗って繰り返し使える商品を指します。

一方、「クッキングシート」と言われるものは、好みの大きさにカットして使う、ロール状の使い捨てシートを指します。

オーブンシートでもクッキングシートでも、耐熱温度は250度前後です。

シートは、オーブン使用時に天板の上に敷いて使いますが、「クッキングシート」といわれる商品は、どのメーカーも耐加熱時間が20分までと短いのが特徴です。

オーブンシートには制限がないものが多いです。

加熱時間が長い料理はクッキングシートだと焦げてしまう恐れもありますので、オーブンシートがおすすめです。

食材が天板にくっつくのを防ぐのが、オーブンシートやクッキングシートの主な役割ですが、好みの長さに切れる使い捨てのクッキングシートは、落とし蓋や蒸し物など、幅広く料理に応用できます。

クッキングシートには、少し注意点もあります。耐熱と言っても、食材の包み焼きなどは熱源にシートが近くなり、やはり焦げてしまう恐れもあります。

商品の説明をよく守り、オーブン庫内をチェックしながら使いましょう。

ところで、似たような商品で「ワックスペーパー」という物もありますね。

良く似た見た目ですが、オーブンシートやクッキングシートとは違います。

ワックスペーパーは耐熱性が無く、紙をワックス加工して水分を通さないようにした包装紙です。

中には耐熱のものもありますが、オーブンに使えないものがほとんどなので、取り扱い表示をよく確認しましょう。

クッキングペーパーやキッチンペーパーとは?

クッキングペーパーとキッチンペーパーは、普通の紙製品で、耐熱ではないのでオーブンには使えません。

キッチンペーパーと呼ばれるものは、皆さんが普段からお使いになる、柔らかな紙製のものです。

揚げ物の油切りや、食材の水気取りなどに使う、お馴染みのペーパーですね。

では、クッキングペーパーと商品名が付くものはどうかと言うと、厚手でフェルトのような感触です。

「リード クッキングペーパー」などが有名です。

クッキングペーパーは、厚手なので、揚げ物の他に、水切り、蒸し物、落としぶたまで、用途がとても多く、耐久性もあります。

リードクッキングペーパーは、たくさんの活用法があるので、興味のある方は公式サイトをご覧下さい。

豚肉や鶏肉を、電子レンジで上手に蒸調理できるようですよ。

https://reed.lion.co.jp/howto/healthy.htm

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オーブンシートやクッキングシートの選び方

繰り返し使えるオーブンシートは、お菓子やパンに。

使い捨てのクッキングシートは、脂の多い肉や魚料理などに向いています。

用途によって使い分けましょう。

オーブンシートは、洗って何度も使えます。

シートを洗うのが楽なのは、比較的油の少ないクッキーやケーキ・パンなどの焼き物ですね。

毎日のようにパンやお菓子作りをするという方には、コスパも良いので、やはりオーブンシートがおすすめです。

特に製菓用では、クッキーなどの焼き菓子を等間隔に置くことができるガイド線が付いている便利なものもあります。

好みの大きさにハサミで切る事もできるので、あらかじめ焼き菓子の型やパン型のサイズに合わせて切っておくと、手間がひとつ省けます。

一方クッキングシートは、使い終わったら丸めて捨てるだけですので、脂がたくさん出る焼き物などに最適。

こちらは洗い物の手間が省けますよね。

クッキングシートは、食材を包んで蒸す事もできます。

ロール状のものがひとつあると、どんな大きさにも使えます。

どちらも料理を助けてくれる便利グッズなので、キッチンに常備したいですね!

ここで、各メーカー商品の価格をまとめましたので、チェックしてみてくださいね。

クッキングシート類

  • クックパークッキングシートM 5m 283円
  • コストコオーブンペーパー50m 880円
  • 富澤商店クッキングペーパー10枚 264円
  • リードクッキングシート5m 325円

オーブンシート類

  • 貝印オーブンシート 891円
  • パール金属テフロン加工オーブンシート 605円
  • 富澤商店クッキングシート 大1枚 759円

オーブンシートやクッキングシートの代用は?

オーブンでの焼き物で、オーブンシートやクッキングシートを切らしている場合は、天板に油脂を塗りましょう。

こうする事で、食材が天板にくっつくのを防ぐ事ができます。

特にクッキーやケーキを焼く場合は、天板やケーキ型に油脂を塗った上から小麦粉をはたきましょう。

型や天板離れが良くなります。

肉や魚を焼く場合はアルミホイルを敷きましょう。

食材のくっ付きが心配な時は、やはりサラダオイルなどの油脂をホイルに塗りましょう。

また、シュウマイなどの蒸し物に使いたいのにシートが無い場合は、蒸し器にレタスを敷きましょう。

シュウマイの皮が鍋底に付かず上手に蒸しあがります。

オーブンシートクッキングシートまとめ

オーブンシートやクッキングシートの登場で、私たちの料理は飛躍的に便利になりました。

後片付けが楽だと、難しく手の込んだオーブン料理でも、何だかやる気が湧いてきます。

賢く使って、オーブン料理を楽チンにしちゃいましょう!

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