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ご飯の冷凍は熱いままで冷まさない理由と違いを検証!

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今まで私は、冷凍保存したご飯を食べるくらいなら、忙しくてもその都度炊いた新しいご飯の方が良い派でした。

でも現実はと言うと、帰宅するや否や他の家事でバタバタしていてご飯を炊き忘れたりする事があるのです。

そんな時ありがたいと思うのが、冷凍ストックしておいたご飯ですよね。でも、冷凍するとご飯の味が落ちるのよね…。

この、冷凍ご飯に関するジレンマを何とかできないものか?

そんなある時、ご飯を冷凍する際は熱いままが良いと聞きました。

冷凍する時、ご飯をわざわざ冷まさないで済むとはとても意外な事実です。しかも、熱いままで良いのなら、ご飯を冷ます手間無しですので、がぜん調べてみたくなりました!

今回はさらに、どの冷凍方法が美味しくご飯を保存できるのかも検証してみました。
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ご飯を冷凍する際の熱いままの理由は?

例えば、世の中に流通する冷凍食品は、電子レンジで解凍するだけでとても美味しく食べる事ができますよね。

そのような冷凍食品の工場では、調理したての食品を、マイナス30度もの超低温で一気に急速冷凍します。

その理由は、食品の劣化を防ぐためだといいます。

その法則に当てはめると、ご飯の冷凍も、炊きたての熱いままを急速冷凍するのが美味しく保存する方法という事になります。

また、炊きたての湯気が立ったご飯には、まだたくさんの水分が含まれています。

ですから、熱いまま湯気も逃がさす包んで冷凍したほうが、解凍してもたくさんの水分を含んでいるので、ご飯が炊きたてのようにふっくら戻る事になりますね。

ご飯を冷めてからと熱いままの解凍のときに違いが出る

熱いままのご飯を冷凍するのが、解凍しても美味しく食べられるコツですが、冷めてからのご飯とどの様に違うのか数回に渡り試してみました。

炊きたての熱いままのご飯にラップをして冷凍したものと、冷ましたご飯に、同じくラップをして冷凍したものを、600Wのレンジで3分加熱して食べ比べると、こんな事が分かりました。

当然、熱いまま湯気も逃さず包んで冷凍した方のご飯が、冷ましたものよりも、ふっくらとしていて美味しいのだが、ラップに湯気から出たたくさんの水滴がついており、霜になってしまった。ラップに包んだ状態のままレンジで解凍すると水っぽくなる場合もあった。また、長く保存すると、ラップだけでは密封できないのか、冷凍庫の匂いがご飯についてしまった。

 

これでは、いまいち美味しく食べられませんね。試行錯誤の末、毎度美味しく食べられる方法を見つけましたのでご紹介します。

美味しく食べれる方法
  • ご飯は、熱いままラップで隙間なくぴっちりと包むと大きな霜が付かない。
  • 厚みは均一に、早く凍るように一食分ずつラップに包んで、完全に凍ったらジッパー付き保存袋に入れておくと長期保存しても匂いが付きにくい。
  • ご飯は熱いまま、少なくとも粗熱が取れたら冷凍庫に入れてしまう。
  • 湯気が逃げてしまって冷めたご飯は、いくら密封しても少しパサついてポロポロした食味になってしまった。
  • 解凍の際は、包まれたラップのままでも充分だが、ひと手間かけるなら、ラップを外して食器に移し、ご飯に新しいラップをかけて電子レンジで加熱すると、さらに美味しく食べられる。

 

これでも、ごく稀に、外そうとしたラップが凍ったご飯のあいだに挟まって取れないイライラが発生する。そこで…

  • 小分けできるような、小型タッパーを用意して、一食分ずつ熱いままのご飯を入れるのも良い。この場合、しまるフタ部分に隙間を作らないでぎっしりとご飯を詰める。
  • 余計な霜が付きにくくなり、解凍しても水っぽくならないし、匂いもつきにくい。1番便利な点は、そのまま電子レンジで温められる事。

これで、冷凍ご飯もグンと美味しく食べられるようになります。
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ご飯を熱いまま冷凍庫はダメ?

ご飯は熱いままが良いと言っても、冷凍庫内の他の食品が、温まってしまうことも事も気になります。

他の食品を傷めないためにも冷凍庫内の工夫で素早く凍らせましょう。

私はこんな方法をとっています。

  • 冷凍庫内に熱伝導率の優れた金属製のバットを用意する(できればアルミが良い、無ければステンレス。100均で手に入る)
  • その上にラップで包んだりタッパーに入れたご飯を置く。完全に凍らせた後に、他の場所に移す。

さらに金属製バットの上で冷凍させると、熱伝導率が良いので急速冷凍に似た効果も得られます。ご飯が早く凍ったぶん、美味しさが損なわれません。

それはどういう事かと言うと、そもそも家庭用冷凍庫は、冷凍食品やアイスクリームなどの、あらかじめ冷凍された食品を保存するのに最適な温度設定がされています。

対して冷凍食品工場などでは、家庭用の2倍の温度で食品を急速冷凍します。

そうする事で、食品中の水分が小さな粒のまま冷凍され、食べ物の細胞は壊れずに済みます。

結果、急速冷凍された食品は、解凍した時にも元の状態とさほど変わらず戻れるという訳です。

でも、マイナス18度程度で、ゆっくりと食品を凍らせる家庭用冷凍庫ではそうはいきません。

食品中の水分が大きな粒で凍ってしまうため、食品の細胞を壊す「劣化」の状態が起きてしまいます。

「劣化」はすなわち味が落ちるという事ですから、家で冷凍するなら、ご飯の食味を少しでも美味しく保つために、なるべく短い時間で効率的に凍らせる工夫をしましょう。

ご飯を冷凍すると解凍のときの電気代はエコ?

家庭用の一般的な電気炊飯器の電気代は炊く量で多少の差はありますが、1回あたりだいたい3円~5円なのだそうです。一方で、小分けに冷凍したご飯を電子レンジの600Wで3分加熱したとしても電気代はわずか1円未満。ご飯を電子レンジで解凍しても、そんなに気になりませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ご飯を美味しく冷凍保存できる技があれば、多めに炊いておいて、家族が突然食べたい時や夜食など、急場をしのげますね。

ぜひお試し下さい。

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ABOUT ME
こいももペンギン
お菓子作り、食べ歩き、手芸、家庭菜園、ディズニーが大好きな3人の子持ち主婦です。 資格マニアで、簿記、介護福祉士、2級ヘルパー、野菜コーディネーター、保育士、幼稚園教諭免許を有し、好きなことや気になることががたくさんありすぎて、調べたことを書いています♪