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甘酒は、発酵である現代にかかせない飲み物です。
酒粕の甘酒は簡単に手作りできるレシピが多くありますが、
「甘酒の手作りの日持ち期間」
「甘酒の保存方法は冷蔵庫で大丈夫?」
「甘酒を火入れの場合、長持ちする期間が延びるのではないか?」
甘酒の手作りが増える一方で、賞味期限が短くなり、保存する容器も気になります。
そこで、甘酒を手作りしたときの日持ち期間をご紹介します。
正しい甘酒の作り方と保存方法も解説しますので、初めての方でも大丈夫です。
米麴は米と麹を発酵させて作るので、健康志向の方には人気ですが、大量に出来てしまうので冷凍保存ができるのかについてもご紹介していきます。
簡単に甘酒がご家庭で作られると、家族の健康も保たれますね。
正しい保存方法で、冬を乗り切っていきましょう。
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手作りの甘酒の日持ち期間は?
甘酒を手作りした場合、冷蔵冷凍など保存方法によって2日~1ヶ月くらいです。
もちろん甘酒は出来立てが一番おいしくて、酵素や栄養も無駄なく頂けます。
しかし、忙しいとまとめて手作りしたくなりますよね。その場合は保存方法や火入れをするかしないかなど作り方によって日持ち期間が変わってきます。
火入れとは、甘酒を煮立てることで食中毒をおこすような菌を死滅させることです。
菌を死滅させるので、甘酒に含まれる酵素も失活してしまうため、せっかくの大事な栄養や酵素による効果を得られなくなってしまいます。
市販品ではこの火入れを行うことで、賞味期限の長いものもあります。
手作りの甘酒を冷凍した場合、火入れに関係なく米麹、酒粕どちらの甘酒の場合も1ヶ月程日持ちします。
冷凍では、酵素は生きた状態で休んでいるので発酵もすすみません。
冷蔵の場合は、米麹甘酒は1週間、酒粕甘酒は火入れをして酵素を失活させると1週間程持ちますが、火入れをしないと2~3日で酸っぱい甘酒になってしまいます。
甘酒で健康になろうと思っているのに酵素を失活させてしまっては困りますよね。
たくさん作りすぎてしまった時は、すぐに冷凍する方が良さそうですね。
解凍する時も過加熱は、酵素を壊してしまうので、冷蔵庫での自然解凍が最適です。
冷凍する時に1回分ずつ製氷皿やタッパーに小分けしておくといいですね。
最近は蓋つきの製氷皿もあるので重ねられて冷凍庫にもコンパクトに入れられるのでおすすめです。
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手作りの甘酒の作り方!
甘酒を手作りしようと思ったけど、初めてだと何が必要なのかわからないですよね。
甘酒には米麹からできた甘酒、酒粕から作った甘酒の2種類あります。
まず米麹からできた甘酒です。
甘酒は発酵させなければいけないので、難しそうですが、初めてでも家にあるもので作れる方法をご紹介します。
まず魔法瓶を使った作り方です。出来上がりは1リットルくらいになるので、1.2~1.5リットルの魔法瓶を使ってくださいね。
材料
米麹200g
ご飯(冷ご飯でも可)200g
水600cc
作り方
事前準備:あらかじめ魔法瓶に熱湯を注ぎ、温めておきます。
- 鍋にご飯を入れ、水を加えます。
- 60℃まで加熱します。
- 一旦火を止め、麹を加えます。
- 弱火にかけ温度計で計りながら60℃になった瞬間、すぐに火を止めます。
(せっかくの酵素が死んでしまうので、65℃以上にならないように注意してください。) - 温めておいた魔法瓶に入れる。
- 蓋をして10時間~12時間発酵させます。
(温度を60℃~63℃くらいに保つようにします。56℃以下になってしまった場合は、再加熱してください。)
次に、炊飯器を使った作り方をご紹介します。
材料
(魔法瓶の作り方と同じ)
米麹200g
ご飯(冷ご飯でも可)200g
水600cc
作り方
(1~4は魔法瓶の作り方と同じ)
- 鍋にご飯を入れ、水を加えます。
- 60℃まで加熱します。
- 一旦火を止め、麹を加えます。
- 弱火にかけ温度計で計りながら60℃になった瞬間、すぐに火を止めます。
(せっかくの酵素が死んでしまうので、65℃以上にならないように注意してください。) - 炊飯器に手早く移し、温度が55~63℃であることを確認します。
- 炊飯器の保温機能を使って10時間発酵させます。
- 初めての時は、途中何度か混ぜて温度を確認します。
(炊飯器の特性によって蓋をすると温度が高くなりすぎる場合もあるので、蓋をあけて手拭いをかぶせて保温させたりします。)
炊飯器で作る場合は、10時間も炊飯器を占領しなければいけないので、注意してくださいね。
材料
酒粕 200g
砂糖 50g
水500cc
作り方
- 鍋に水を入れて沸騰手前まで沸かす。
- みそこしに酒粕をちぎってこす。火加減は弱火。
- 酒粕が全部溶けたら砂糖を入れて溶かし、火を止めてできあがり。
米麹を使った甘酒とは違い、簡単にできますね。
原料によって同じ甘酒でも出来上がりの風味や味はだいぶ違うと思います。
米麹の甘酒は、作るのに手間はかかりますが、ノンアルコールで酵素の働きによって自然の甘みがあるのが特徴です。
酒粕の甘酒は、独特な風味があり微量のアルコールを含みます。お酒に弱い人は気をつけてくださいね。
手作りの甘酒の保存方法!
手作りした甘酒の保存方法は、保存容器の殺菌と冷凍保存がおすすめです。
米麹から作る手作りの甘酒は出来上がるまでに時間もかかるので、まとめて作ってできるだけ長く保存したいですよね。
長期保管したいのであれば、市販品などでよく行われている火入れをする必要があります。
しかし手作りの甘酒なので酵素もしっかりとりたいです。
そんな時は、保存する容器、蓋や甘酒を移すためのお玉などを煮沸殺菌して酵素以外の菌を殺してしまいましょう。
我が家ではカスピ海ヨーグルトを作っていますが、余計な菌が邪魔をしないように容器や蓋など作る時に使うものは全て沸騰させたお湯で殺菌してから使っています。
長く作り続けられているので効果はあると実感しています。
また、より日持ちをさせたい時は冷凍保存することです。
冷凍することで酵素の発酵やそれ以外の菌の増殖も抑えられます。
冷凍すると日持ちはしますが、風味や味は落ちてしまいますので、冷凍してもできるだけ早めに飲むようにしましょうね。
手作りの甘酒の保存容器にポイント!
手作りの甘酒を冷蔵で保存する時は、熱湯殺菌ができて蓋がついている瓶が扱いやすいです。
瓶自体も熱湯殺菌ができますし、蓋も殺菌できるものが多いです。
また、完全に蓋をしてしまうと甘酒は発酵がすすみ中身が爆発してしまう可能性がありますが、瓶の蓋は軽く開けておくことができるので調整できます。
長期間保存するために冷凍する場合は、解凍しやすいように1回分ずつ小分けにできる製氷皿やタッパーを使うといいです。
最近の製氷皿やタッパーは熱湯殺菌できるものもあります。
私は離乳食の保存に製氷皿を使っていましたが、熱湯殺菌もでき蓋もついていて衛生的に扱えました。
手作りの甘酒まとめ
健康飲料である甘酒を手作りすると自分好みの濃さにしたり、甘みも調整することができますよね。
米麹から作る甘酒の場合は、作るのに時間もかかりますのでまとめてたくさん作って、保存用の瓶の殺菌や冷凍保存をうまく使って長く日持ちさせましょう。
酒粕から作る甘酒の場合は、冷蔵で2日程しか日持ちしませんが、作るのには時間がかからないですし、原料の酒粕自体は長く持つものなので、飲みたい時にその都度作る方がおいしく飲めそうですね。
栄養満点の甘酒は健康のために一年中飲めるので、自分のライフスタイルにあったレシピや保存方法を見つけてみてくださいね。
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