戦場ヶ原ハイキングの所要時間とお勧め時間帯は?伝説のパワースポットってホント?





日光は「日光東照宮」を始めとする絶景、有名観光地、パワースポットが多く在しており、観光地として大変人気です。

 

戦場ヶ原は、日光国立公園内にある高原湿原帯として人気のハイキングスポットです。

戦場ヶ原、小田代ヶ原、湯滝、湯の湖、中禅寺湖など、大人から子供まで老若男女問わず、体力に合わせていろんなハイキングコースを選び、楽しむことができます。

 

今回はそんな戦場ヶ原のハイキングについて少し詳しくご紹介したいと思います。

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戦場ヶ原ハイキングの由来と名前、伝説は?

1.戦場ヶ原はどんなところ?

戦場ヶ原とは、栃木県、福島県、群馬県にまたがる広大な敷地を持つ日光国立公園内にある、標高約1,400メートル、面積約400haの広大な湿原です。

約350種類もの自生する高原植物を観察することができます。野鳥の種類も多く、バードウオッチングに訪れる人にも人気のスポットとなっています。

 

2.戦場ヶ原の名前の由来は?

戦場ヶ原には神話があり、入り口には以下のことが書かれた看板があります。

昔、男体山(栃木)の神と赤城山(群馬)の神が、中禅寺湖の取り合いで争いとなりました。男体山の神は「大蛇」、赤城山の神は「ムカデ」に姿を変え広いこの地で戦ったことから「戦場ヶ原」この名がついたそうです。

なかなか決着がつかないでいると、男体山の神は、自分の子孫で、弓の得意な猿に似た「猿麻呂」に依頼し、ムカデの目を射抜いてもらい、勝負を決めます。男体山の神の勝利で決着がついたそうです。

3.戦場ヶ原の伝説とは?パワースポット?

戦場ヶ原には、中禅寺湖の所有権争い戦場ヶ原の戦いの伝説と共に語り継がれている伝説があります。

戦いでムカデが流した血がたまったのが「赤沼」
男体山の神が勝利の歌を歌ったのが「歌が浜」
赤城山の神が傷を癒したのが「老神温泉」

と言われ今でも語り継がれています。

 

強力なパワースポットを誇る「日光東照宮」、財運や出世運がアップするという「華厳の滝」、などはじめとする、日光は、「神の聖地」と言われ、有名なパワースポットが点在しています。戦場ヶ原もその一つで、広い戦場ヶ原を、自分の足でしっかり歩くことでより深くパワーを吸収できると言われています。

戦場ヶ原ハイキングで、大自然パワーをしっかり吸収し、運気アップしちゃいましょう。

戦場ヶ原ハイキングコースを実際に歩いてみた!所要時間と感想は?

戦場ヶ原のハイキングコースは、全長7.2キロメートル。所要時間は約3時間半から4時間。その中に多くの見どころがたくさんあります。

 

見どころを中心に遊歩道が整備され、湿原には木道も整備されています。所要時間と、自分の体力に合わせて自由自在にコースを作り歩くことができます。

基本的には地図を片手に歩いてくことがおすすめですが、コースの途中には随所に看板があります。万が一、地図が準備ができなくても困ることがないようになっています。

マップと見どころをご紹介しておきます。コース選びの参考にしてくださいね。

■おすすめのマップです。

(http://tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/shizen/senjogahara/map.pdf)

地図を見るだけでも楽しめそうです♪

・戦場ヶ原コース

戦場ヶ原コースとは、

湯ノ湖をスタートし、湯滝―小滝―泉門池―戦場ヶ原―竜頭の滝まで、全長7.2キロの縦長のコース。所要時間は、3時間半から4時間。体力に自信のある方の歩きごたえがあるコースです。

体力に自信のない方は、途中まで行き、低公害バスで戻ってくるようにするといいでしょう。

 

また、逆ルートの竜頭の滝をスタートにすることもできますが、すべて登りになるため、子供と一緒にハイキングする場合には、湯ノ湖スタートがおすすめです。

 

では、見どころ紹介していきます。

・湯ノ湖

戦場ヶ原ハイキングの起点となるは湯ノ湖。湯ノ湖畔沿いも木道が整備されています。1周約3キロメートルのコースで、1時間から1時間半で1周することができます。

戦場ヶ原コースでは、南側からのスタートで、1周しませんが、アップダウンもなくとても歩きやすいので、小さなお子さんの初めてのハイキングコースとして歩くこともできます。

随所に戦場ヶ原の自然問題クイズなどが設置されていて、子供達も楽しんで歩けます。

 

・湯滝

 

(https://www.instagram.com/)

 

湯滝は、華厳の滝、竜頭の滝と日光三滝として有名な滝。湯滝は湯ノ湖から豪快に流れ落ちる、高さ70メートル、長さ110メートルの規模の迫力満点の滝です。

滝の落ち口、側面、そして滝壺まで見ることができます。滝壺には、観爆台があり迫力満点の滝を間近ることができます。

 

・小滝

湯滝から歩いて約15分ほどで小滝に到着します。湯滝に比べると規模は小さいですが、落差5m、すだれのように流れ落ちる滝は、ハイカー人気のポイント。湯滝とはまた違う魅了があります。

・泉門池

 

小滝より森の中を歩くこと約15分。きれいな水が湧き出る泉門池に到着します。木々に囲まれていて夏場でも涼しく歩くことができます。

イスやテーブルがあり一息休憩するのにおすすめポイントです。

・戦場ヶ原

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地元の名所って、近いからいつでも行けると思ってて、意外になかなか行かなかったりする。 男体山とか、華厳の滝とか、茶臼岳とか、この戦場ヶ原とか。 小学校の遠足以外では何度くらい訪れたかな。 それぞれ、一年中いろんな良さがあるけれど、ここは断然、夏が好き。 それも出来れば目的地として行くんじゃなくて、どこかへ行く途中や帰る途中なんかにふらっと立ち寄るのがベスト。 ぶらぶらとバイクで旅をしていた頃の写真です。 沖縄から北海道へ北上している途中。 めちゃくちゃ暑い日だったのを覚えている。 リフレッシュ、という言葉がぴったりの風景でした。 あ、日付を見てびっくりした。 そうか、もうそんなに経つんだ。 何度でも行けるはずだけど、もう14年も行ってない。 また行きたい場所、でもなかなか行けてない場所、がどんどん増えていくなあ。 2004年 #栃木#戦場ヶ原#夏#バイク旅

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戦場ヶ原に入るとよく整備された木道の上を歩きます。もともとは湖。それが湿原となり350種類を超える高原植物が自生しています。大人の腰程度の高さの植物なので、景色がよく、戦場ヶ原から見る男体山は圧巻です。

シカや、野鳥など野生動物にも出会うこともできますよ。木道は戦場ヶ原を1周するように整備されています。戦場ヶ原をしっかりと見たい場合には、赤沼を拠点に戦場ヶ原1周のハイキングするコースもありますよ。

 

・竜頭の滝

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日光三大名瀑の1つ竜頭の滝。湯滝とはまた違う迫力で、ハイカーだけでなく、多くの観光客をも魅了しています。くねくねと流れる水の姿が竜のようだと竜頭の滝と言われるようになったそうです。滝にそって遊歩道が整備され、上から、横、滝壺まで滝のいろんな姿を眺めることができます。

美しい滝を眺め、売店、茶屋もありますので休憩もできます。一休みしながらハイキング達成感を味わい、後は、バスでスタート地点へ戻りましょう。

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戦場ヶ原ハイキングのおススメポイント!

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戦場ヶ原ハイキングは、見どころごとにポイントでコースを組むこともできます。ところどころに駐車場があり、家族でハイキングに出かける場合には、一番小さな子供の体力に合わせて時間を計算しコースを選ぶといいでしょう。

また、湯滝側から歩くようにすることがおすすめ。登りはなく、ほぼ下りの道のりです。帰り道は、低公害バスを利用すると、子供でも楽々歩くことができますよ。

 

1戦場ヶ原ハイキングのおススメコースは?

初めての日光ハイキングには、ズバリ「湯滝」「竜頭の滝」がおすすめです!

滝の迫力は圧巻で、日光に足を踏み入れたのなら、一度は見ておきたい景色です。

 

滝の周りには、遊歩道があるので、子供が小さいうちは、長い距離のハイキングよりも短めの距離で、ポイントに絞って歩くのがおすすめです。

まだまだ、歩けるようなら、戦場ヶ原の自然研究路に立ち寄ってみるのもおすすめです。整備された木道で、平坦なため子供でも安全に歩けます。

 

2.戦場ヶ原ハイキングのおススメ時間帯は?

戦場ヶ原のハイキングは春から秋に行えます。(冬は積雪のためハイキングはオフシーズン。)

標高が高いため、夏でも朝の時間帯はとても涼しく快適に歩くことができます。

売店などは開いていませんが、人も少なくハイキング目的の場合には、朝の時間を狙いましょう。

3.気軽に行ける戦場ヶ原ハイキングのコースは?

戦場ヶ原の西側に位置する小田代原を回る小田代原コースもおすすめです。

周囲2キロ、約100haの草原で、遊歩道と木道が続いています。初心者にもやさしいコースで、赤沼駐車場に車を停めて、片道歩いて約50分。展望台付近まで、低公害バスも出ています。

気軽に大自然を満喫できるコースです。

 

戦場ヶ原ハイキングに行った感想・所感

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戦場ヶ原は、国際条約のラムサール条約に登録されて保護されている湿地帯です。そのため、一部車の侵入が禁止されている区間があり、大自然を満喫できます。

 

我が家は、3度目の戦場ヶ原で、戦場ヶ原コースを選択。

下の子が3歳の時にすべて自分の足で歩くことができました。(帰り道はバスを利用しました。)本人は、自分ですべて歩けた達成感にとても満足していました。

3歳児目線は、大人では気が付かない小さな虫や花などを発見することがとても上手く、夢中になれ、たくさんのハイカーとの会話を楽しむ余裕もありました。

最終地点に茶屋があるのもうれしいご褒美だったようで・・・。

また行きたい!と言っていました。

壮大な景色の中でのハイキングは本当に気持ちがよく、家族みんなの楽しい思い出をたくさん作ることができました。

日光湯本ビジターセンターのHPでもチェックできますよ。

http://www.nikkoyumoto-vc.com/nature/kuma_d.html

 

ただ、戦場ヶ原はクマの生息地でもあります。ハイキングに出かける際には「熊鈴」は必須。行かれる際には、目撃情報を事前にチェックするようにしておきましょうね。

 

戦場ヶ原情報はこちらにも記載しておりますよ♪

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