さつまいもはおならが止まらない!防ぐ方法は皮に効果あり?





ホクホクのさつまいもは、秋に欠かせない味覚の1つですよね。

そのまま食べてもおいしいさつまいもですが、おかずにもスイーツにもなる万能食材です。

甘くておいしいさつまいもは、つい食べ過ぎて、「おならが止まらない…」と悩んでいる方も多いですよね。

そこで、今回は、さつまいもを食べた後のおならを防ぐ方法と腸内にたまったガスを抜く方法を詳しくご紹介していきます。

さつまいもは、食物繊維がたっぷりで、美容効果も高い食材です。

たくさん食べるとおならが気になる方も、おならを防ぐさつまいもの食べ方を知って、身体の内側からキレイと健康を目指しましょうね!

おならを防げれば、おいしいさつまいもを思いっきり楽しむことができますね。

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さつまいもを食べるとおならが出にくくなる防ぐ方法は皮!

さつまいもを食べた後、おならを防ぐためには、さつまいもの皮も一緒に食べましょう。

皮ごとさつまいもを食べることで、おならが出にくくなります。

さつまいもの皮の内側には、ヤラピンという白い酵素が含まれています。

このヤラピンは、さつまいも特有の成分で、胃の粘膜を保護したり、腸の働きを促進させたりする働きがあります。

そして、さつまいもの消化を助けてくれるため、おならが出にくくなるという嬉しい働きもしてくれるのです。

先日、私は庭の畑でさつまいもを収穫しました。

そのときに、「さつまいもから出てくる白い汁って何だろう」と思っていたんです。

この白い汁こそがヤラピンで、おならを防ぐ働きをしてくれていたなんてびっくりでした!

また、皮ごとさつまいもを食べると、栄養効果もアップします。

皮には、ビタミンC、カルシウム、食物繊維が豊富に含まれています。

野菜の皮には、実よりも栄養が豊富に含まれているので、なるべく無農薬野菜で皮ごと摂取できるといいですね。

そのため、シミやそばかすを防いだり、肌のハリを保ったりする高い抗酸化作用や糖の吸収を抑える効果も絶大です。

さらに、老化の予防にも効果的ですから、さつまいもは皮ごとぱくりと食べたいものですね。

さつまいもを食べるとおならが止まらない理由

さつまいもは消化しにくい食べ物のため、腸内菌の活動が活発になり、多くのガスを腸内で発生させてしまいます。

そのため、おならの原因となるガスがお腹にたまりやすくなり、おならがよく出るようになってしまうのです。

さつまいもの主成分は、デンプンです。

デンプンは、同じ主成分を持つお米や小麦のように分解しやすいものだと思われがちですが、さつまいものデンプンは細胞壁が壊れにくく、とても分解に時間がかかります。

腸内にいる腸内菌も、がんばって分解しようと動きを活発にさせるため、腸内菌からたくさんのガスが発生します。

また、さつまいもに含まれるヤラピンや食物繊維が腸の煽動運動を活発にさせるので、腸内菌はさらに元気よく働きます。

このため、腸内には腸内菌の発生させたガスがどんどん溜まり、おならが出やすくなるのです。

さつまいもを食べるとおならが臭くないってホント?

さつまいもを食べた後のおならが臭くないのはホントです!

さつまいもを食べると、腸内菌によって溜められたガスでおならが出やすくなりますが、唯一の救いは、おならが臭くないということです。

食べ物の消化吸収をしてくれる腸内菌は、善玉菌です。

善玉菌は、私たちの身体に良い影響を与えてくれる菌でもあります。

腸内菌は、活発に働くことでお腹にガスを溜めますが、このガスは炭酸ガスです。

炭酸ガスには、臭いのもととなるアンモニアは含まれていません。

臭いのない炭酸ガスは、大腸の働きが活発な健康的なガストも言えるのです。

さつまいもを食べた後におならが出てしまったら、臭いはないので、咳などの物音でおならの音だけ消しましょう!

そうすれば、おならの証拠は消えてしまいます。

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おならを我慢すると危険!ガスの抜き方

さつまいもを食べた後、お腹に溜まったガスは、腸のマッサージをして抜いていきましょう。

お腹にガスが溜まると、お腹がパンパンになり苦しくなりますよね。

でも、「おならはしたくない」と我慢していると健康にも良くありません。

そこで、お腹に溜まったガスを抜く、腸のマッサージ方法をご紹介します。

小腸のマッサージ方法

まずは、小腸をマッサージします。

  1. 小腸の位置を確認します。
    小腸は、おへそを中心にして、手のひらをお腹に置いた位置にあります。
  2. 両手をおへそが中心になるようにお腹の上に重ねます。
  3. 時計回りに10周、マッサージをします。
  4.  両手の人差し指と中指を使って、ポイント押しをします。
    3でマッサージをしたところをポイントを絞って押していきます。
  5. 4で押している箇所は、指で押したまま、グリグリと強く押していきます。
  6. 5は場所をずらして、一回りするようにします。

大腸マッサージ

小腸が終わったら、小腸を囲むようにある大腸のマッサージをします

  1. 右骨盤のあたりから小腸の外側を回るようにして、両手で10回時計回りにマッサージをします。
  2. 右骨盤内側、右肋骨下、おへそとみぞおちの間、左肋骨下、左骨盤内側を順番にポイント押ししていきます。

ポイント押しをするときは、小腸のときと同じように両手の人差し指と中指で押して、グリグリとしていきます。

S字結腸マッサージ

大腸マッサージの次は、S字結腸マッサージでガスや便を肛門へと流しましょう。

  1.  左骨盤内側あたりをグーにした手で押さえます。
  2. 1のまま力を強くして、肛門に向けてガスを流すように押しながらマッサージをします。
    10回ほど流したら、マッサージ終了です。

いかがでしょうか?

お腹に溜まったガスは抜けましたか?

1度やってもまだ苦しいときは、何度も繰り返し行ってみましょう。

だんだんとお腹に溜まったガスが外へと排出されていきますよ。

まとめ

今回は、さつまいもを食べた後のおならを防ぐ方法と腸内にたまったガスを抜く方法を詳しくご紹介しました。

さつまいもの主成分であるデンプンは消化されにくいです。

そのため、腸内菌ががんばって働くたびにおならの原因となるガスをお腹にたくさん溜め込んでしまい、おならが出やすくなります。

しかし、さつまいもは皮ごと食べることで、おならを防ぐことができますよ。

それは、皮に含まれているヤラピンが消化を助けてくれるからです。

ぜひ、皮と一緒にさつまいもを食べましょう!

もし、さつまいもを食べておならが出てしまっても、あまり気にしないでくださいね。

なぜなら、さつまいもを食べた後に出るおならは臭くないからです。

咳など物音を立てて、音だけ消せれば何事もなかったかのように振る舞えますよ。

けれど、「やっぱりおならを人前でするのは嫌!」という方は、お腹に溜まったガスを抜く方法をご覧下さい。

動画と一緒にやり方を詳しく説明してありますので、ぜひ、参考にしてくださいね。

秋の味覚のさつまいもを食べても、もうこれで、おならは怖くありません!

思う存分、おいしいさつまいもを堪能しましょう。

芋の仲間であるじゃがいもを食べるとおならが止まらなくなる理由があります!

参考にしたURL
http://www.ja-gp-fukuoka.jp/
http://www.jrt.gr.jp/q_a/spqa_onara/

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