[cc id=8785 title=”タイトル下(リンク上)”]
子どもを車に乗せる時に必要なのがチャイルドシートです。
チャイルドシートは自分の車に付けている人は多いですが、チャイルドシートのない友人の車やタクシーなどにも乗る機会はありますよね。
日本では2000年にチャイルドシートの着用が義務付けられましたが、普段乗らない他人の車に子どもが乗る場合にもチャイルドシートは必要なのか、気になります。
そこで今回は、チャイルドシート着用の義務を違反した場合の罰則などチャイルドシートの義務について詳しくご紹介します。
まだまだ新しい法律のため、自分が小さいころにはチャイルドシートに乗っていなかったというママなら知らないことも多いです。
チャイルドシートの着用は法律で義務付けられているものですが、私たちの普段の生活の中で着用が免除される場合もあります。
いざという時の為に知っておいて損はありません。
チャイルドシートを正しく着用して交通事故から子どもたちの命を守りましょうね。
[cc id=8786 title=”記事上”]
チャイルドシートが友人や他人の車についていないときでも義務?
友人や他人の車にチャイルドシートがついていないときでも、幼児を乗せる時はチャイルドシートを使用する義務があります。
チャイルドシートは、幼児の安全を守るために使用します。
自分の車でも他人の車でも交通事故等で幼児が危険にあうことは変わりません。
自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて、運転してはならないことが決められています(道路交通法第71条の3第3項)
友人や他人の車であっても6歳未満の幼児はチャイルドシートの着用が必要です。
産まれたての赤ちゃんでも6歳未満の子どもなので着用の義務があります。
また、チャイルドシートの着用義務を違反した場合の罰則は、反則金はありませんが、運転免許の取り消しや免許停止処分の基準となる点数が1点付加されます。
ゴールドカードであれば、この減点1点でブルーカードになってしまいます。
友人の車にチャイルドシートなしで子どもを乗せてしまうと、運転する友人が罰則を受けることになりますね。
チャイルドシートが友人や他人の車についていないときの対策
友人や他人の車にチャイルドシートがついていないときは、幼児は乗せられません。
どうしても乗せたい場合は、チャイルドシートを準備しなければいけません。
事前にチャイルドシートがついているか確認が必要です。
もし、友人や他人の車にチャイルドシートがない場合や準備できない場合は、子どもを乗せることをきちんと断るようにしましょう。
私は、子どもが3歳未満の頃は車でよく寝てくれたので、人の車にお世話にならなくていいように自分の車で行くようにしていました。
断る時も「車でお昼寝させるので」と断りやすいです。
3歳頃になると座面のみのジュニアシートが使えます。ジュニアシートは軽量で持ち運びも取り付けも簡単です。
また、最近はさらに軽量で簡易的なスマートキッズベルト5480円(税込)があります。
https://item.rakuten.co.jp/wood-bell/b3033/
3歳から使用できるので、友人や他人の車に乗せることが多い方は持っていてもいいかもしれません。
チャイルドシートないとき抱っこでOK?クッションで代用可?
チャイルドシートがない時に抱っこの状態では、子どもの命を守るどころか、子どもがエアーバッグ代わりになってしまいとても危険です。
また、チャイルドシートの代わりにクッションや座布団を使うことも危険です。
時速40kmで衝突したとしたら、体重10kgの子どもも約30倍の300kgに相当します。腕力で支えられるものではありません。車外に投げ出されてしまう危険性もあります。
https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm#q18
いくら強く抱きしめていても交通事故の衝突では、守ることはできませんね。
また、クッションや座布団は座面を高くできるので、チャイルドシート代わりになりそうですが、クッションや座布団では滑りやすく、きちんと固定できないので代用することはできません。
[cc id=8787 title=”記事中”]
チャイルドシートはレンタカーでも義務?
レンタカーに子どもを乗せる時にもチャイルドシートの着用は必要です。
レンタカーを予約する時に自分の子どものサイズに合ったチャイルドシートも一緒に借りられるのか、確認しておきましょう。
Q.レンタカーにチャイルドシートが付いている物はありますか?
A.レンタカー利用したことあります。
チャイルドシートは、オプションで借りることが出来ました。
1000円/日くらいだったと思います。
シートの設置は自分でやんなきゃいけないと説明にありましたが、お世話好きな店員さんがつけてくれました。
ベビー用、チャイルド用と種類がありましたよ。
子供さんとのお出かけ楽しんでくださいね。
Yahoo知恵袋
レンタカー会社が準備できることもあります。
レンタカーでも運転するのは自分なので、子どもの命を守る責任は全て自分にあります。
チャイルドシートの使用義務が免除はどんなとき?
法律によって6歳未満の幼児にはチャイルドシートの使用義務がありますが、免除されることもあります。
次は、免除されるシチュエーションをご紹介します。
幼稚園の送迎バス
たくさんの子どもを乗せる幼稚園バスは、チャイルドシートの着用が免除されています。
座席が幼児専用になっている幼児専用車の場合は、チャイルドシートを取り付けることができないので免除されます。
座席にシートベルトが装備されている車両を使用している場合には、チャイルドシートを取り付けることができるので使用義務は免除されません。
https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm#q14
シートベルトの着用については厳しくなっている中、まだ幼児専用車には座席ベルトもないので、少し不安になりますよね。
タクシーやバス
タクシーやバスに乗る時は免除されます。
一般の方も利用するタクシーやバスでは幼児が乗ることが常に想定されているわけではないため、チャイルドシートの着用は免除されています。
しかし、最近では子どもの送り迎えをお願いできる子育てタクシーもあり、タクシー会社によっては事前にチャイルドシートを準備してくれるところもあります。
座席に固定できない
座席の構造上、チャイルドシートを固定することができないときは免除されます。
また、定員内の乗車で、乗車人員が多人数のため乗車する幼児全員にチャイルドシートを使用すると全員が乗車できなくなるときにも免除されます。
例えば、大人2人分の席に子どもなら3人乗れますが、乗車定員内で子どもの人数が多い場合に、チャイルドシートを人数分設置すると全員が乗れなくなってしまう時などです。
しかし、可能な限り多くの幼児にチャイルドシートを着用させる必要はあります。
チャイルドシートは大きくて場所をとりますよね。
私は車の後部座席に2台のチャイルドシートを乗せっぱなしなのですが、ママ友たちと出かける時に大人だけで乗り合わせたくても後部座席に大人は座りにくいので、どうしてもみんなマイカーで現地集合になることが多いです。
病気やケガや救急で病院へいくとき
緊急で病院に行く時にケガなどでチャイルドシートに座れない時には免除されます。
救急車で行く場合はもちろん、自分の車であっても免除されます。
また、自閉症などの精神的な障害で療養上チャイルドシートの着用が適当でない場合にも免除されることもあります。
肥満
著しく太っていて着用できるチャイルドシートがない場合にも免除されます。
その他、首が座っていないのに身体は大きくて乳児用のチャイルドシートには座れないなど身体状態によって適切にチャイルドシートの座れない場合は免除されます。
また、6歳未満の幼児でも体格が良く、適切に座席シートベルトを装着できる座高があればチャイルドシートの着用は免除されます。
チャイルドシート義務 まとめ
チャイルドシートは、6歳未満の幼児に着用が義務付けられていて、違反すると、罰則金はありませんが、減点1点となります。
チャイルドシートは子どもの命を守るために大切なもので、チャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約13.4倍です。
自分の車はもちろん、友人や他人の車やレンタカーに子どもを乗せる時にも必ずチャイルドシートは必要です。
ただし、幼稚園バスやタクシーは着用が免除されます。
また、車の座席にチャイルドシートが取り付けられない場合や、乗車人数によって子ども全員分のチャイルドシートが取り付けられない場合も免除されます。
病気やケガで病院にいく緊急の場合も免除されます。
さらに、身体の状態によってチャイルドシートに座れない場合も免除されます。
免除される場面も多くありますが、チャイルドシートに座っていないということは交通事故にあえば、より危険な状態です。
友人の車にチャイルドシートなしで子どもを乗せてしまうと友人が罰則を受けることになります。
チャイルドシートの未着用を許してしまったことでたくさんの後悔をしないように、チャイルドシートは正しく着用して子どもたちの安全を守りましょう。
参考にしたサイト
https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm#q14
http://qa.jaf.or.jp/car/accessories/04.htm
https://www.mlit.go.jp/common/000992510.pdf
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html
[cc id=8788 title=”記事下”]