ダイエットと言えば、おからパウダー!
おからパウダーのダイエットは、手軽に簡単に体重が落とせると評判は良いのですが…。
期待通りに痩せなかったり、下痢や便秘に悩んでいたりする方も多くみえます。
そこで、今回は、おからパウダーで下痢や便秘など体に害が出てしまう原因や痩せない理由を紹介します。
また、おからパウダーの食べ方のポイントも合わせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
おからパウダーを適切に使って、ダイエットを成功させましょうね!
おからパウダーで下痢する?
おからパウダーの食べ過ぎは、体に害を与えます。
おからパウダーの1日の摂取目安量は、大さじ3(30g)ですが、それ以上を摂取すると、便が硬くなりすぎてしまいます…。
いわゆる、「硬い下痢」という症状を引き起こしてしまうのです。
おからパウダーを水に溶かして、半練り状にした状態で300~400mlを食べた方が、猛烈な腹痛と便意に襲われた例があります。
出しても出しても腹痛と便意がなかなか収まらず、硬い下痢の症状が数時間続きました。うずくまるほどに便意が襲い、引き裂かれるような腹痛までもが容赦なく体を蝕みました…。
症状を思い浮かべるだけでも、激痛なのが伝わってきますね。
「痩せるから」と調子に乗って食べ過ぎてはいけません。適度な量というものがあります。
おからパウダーで便秘解消が悪化?
おからパウダーには、食物繊維が含まれています。
食物繊維は、腸内環境を整えてくれるので、適正量を食べていれば、デトックス効果が働き、便秘も解消されて、体重も減ります。
しかし、おからパウダーに含まれている食物繊維は、不溶性食物繊維です。
これは、水分を吸収するため、食べ過ぎるとおなかが張ってきます。そして、さらに、便のかさを増やす働きまであるので大変です!
便のかさが大きくなると、スムーズに排泄されなくなります…。
かさが大きくなった便は、大腸内に長時間とどまることとなり、そこでまた、便は腸に水分を吸収されて硬くなってしまいます。便秘解消どころか、便が硬くなり、腸内にたまってしまうことになるのです…。
おからパウダーには、不溶性食物繊維を含んでいるので、水溶性食物繊維のきのこ類、海藻、フルーツなどと一緒に食べるようにしましょう。
おからパウダーを食べてもやせない理由
おからパウダーは、適正量(大さじ1)を毎食前に食べることで、満腹感を得ることができます。満腹感が出るので、食べ過ぎを防ぐことができるのが、このおからパウダーのよいところです。
たくさんのおからパウダーを食べたからといって、痩せるわけではありません。
むしろ、適正量以上のおからパウダーを食べてしまうと、体の中にある不要なものを出しにくい状態を作ってしまうので、太ったり、体に害を与えたりします。
また、間違った食べ方をしても、ダイエット効果が得られないことがあります。
おからパウダーの正しい食べ方と目安となる量を守って、上手に生活に取り入れ、ダイエットの手助けをしてもらいましょうね。
おからパウダーの食べ方ポイント
おからパウダーは、1日の摂取目安量が大さじ3(30g)です。
この量を一気に食べるのではなく、毎食前に大さじ1(10g)ずつ分けて食べるのが効果的です。
料理やご飯に混ぜて食べてもよいですが、ヨーグルトやコーヒーに合わせると、さらに効果が上がります。
私は、毎朝、ヨーグルトにおからパウダーをかけて食べていたら、数ヶ月で目標体重に到達しましたよ!
空腹感が満たされるので、辛いと感じることなく、ダイエットに成功しました!
また、おからパウダーは、不水溶性食物繊維を含んでいます。そのため、食べ方において気を付けてほしいことが2つあります。
まず1つ目は、油分の多い食材には加えないでください。おからパウダーは、油分をとても吸収しやすいです。
余計な油分を吸収したおからパウダーは、ダイエットの敵になってしまいます!
おからパウダーは、味がないので、どんな料理や飲み物に混ぜても大丈夫ですが、油分の多い料理には要注意です。
2つ目は、おからパウダーを食べるときは、一緒に水分をしっかりとったり、水溶性食物繊維を食べたりしましょう。
おからパウダーは、体の中の水分を吸収します。
目安となる量を守って食べていても、便が硬くなってしまうこともあります。
おなかが張ってきて、苦しい思いをする前に、気を付けましょうね!
まとめ
今回は、おからパウダーの食べ過ぎが引き起こす下痢や便秘、そして痩せない理由についてご紹介しました。
おからパウダーは、目安となる量や食べるポイントに注意して食べれば、簡単にダイエットをすることができる優秀食材です!
「痩せたい!」という強い気持ちから、おからパウダーを食べ過ぎることはやめてくださいね。
適正量を守って、健康的にダイエットをしましょう!そして、理想の体を手に入れましょうね!