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ハウスクリーニングに欠かせないのが住居用洗剤ですが、用途ごとに何本も買い揃えてお使いになると思います。
大掃除の季節になると、洗剤の買い忘れで掃除が中断、なんてこともありますね。
例えばこんな時に、他の洗剤でも掃除の代用ができるか知っていると、とても便利です。
いくつかの洗剤の表示を確かめてみると、キッチンハイターとカビキラーの主な成分は、次亜塩素酸ナトリウムと界面活性剤、水酸化ナトリウムで、ほぼ同じだという事がわかりました。
濃度の違いなど、両方の洗剤を詳しく調べて、代用するにはどんな使い方をすれば良いか記事にしましたのでお読み下さい。
なお今回は、キッチンハイターもカビキラーもスプレーして吹きかける「泡タイプ」に限って調査しています。
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キッチンハイターはカビキラーで代用可能?
答えは、代用可能です!
理由は、キッチン泡ハイターとカビキラーの成分表示がほとんど同じだからです。
成分はご覧の通りです。
キッチン泡ハイター
- 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)
- 界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)
- 水酸化ナトリウム
カビキラー
- 次亜塩素酸塩・・次亜塩素酸ナトリウムまたは次亜塩素酸塩は同じものです。殺菌・漂白効果があります。
- 界面活性剤(アルキルアミンオキシド)・・汚れを落とす洗剤成分です。衣類を洗う洗剤や食器洗い洗剤などにも使われていますね。
- 水酸化ナトリウム(0.5%)・・別名・苛性ソーダとも呼ばれますが、タンパク質を溶かす性質から、汚れ落としにも使われます。頑固な汚れを落とす衣類用洗剤などに入っている成分です。
- 安定化剤
水酸化ナトリウムの濃度も、キッチンハイターが泡タイプで0.6%、カビキラーは0.5%となり、あまり違いは無いです。
こちらの3つの成分は同じで、カビキラーには、プラスして液ダレしにくいための安定化剤が入っています。
「殺菌・漂白をして汚れを落とす」ための成分で、内容はほぼ同じなので代用できるんですね!
キッチンハイターとカビキラー代用可能?違いや強力なのは?とは濃度がかなり違いますのでご注意ください。
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キッチンハイターとカビキラーの違いと強力なのは?
キッチンハイターとカビキラーの違いはひとつあります。
どちらも成分はほぼ同じですが、カビキラーだけには「安定化剤」が入っているという事です。
安定化剤のおかげで、泡立ちを保って、浴室の壁などに吹き付けても長くとどまる効果があります。
成分が同じなので、強力さも同じですが、安定化剤が入ってるぶん、カビキラーの方が壁面の掃除には適しています。
ところで、掃除には防カビ成分の強さも気になるところですよね。
キッチンハイターもカビキラーも、漂白・殺菌をして、新たなカビを呼ばないようにはなり ますが、どちらにも防カビ成分が配合されている訳ではありません。
ですから、掃除した後は風通しを良くして乾燥させるのが1番です。
なるべくジメジメさせ ない事が掃除回数を減らすコツにもなりますよ!
ちなみに、つけ置きするための希釈用「キッチンハイター液体」の水酸化ナトリウム濃度は6%で、泡タイプとは濃度がかなり違いますのでご注意ください。
浴室にキッチンハイターを使うには?
浴室にキッチン泡ハイターを使う時は、液がカビキラーより垂れやすいので、液ダレしにく い工夫をして掃除しましょう。
キッチン泡ハイターを浴室の壁面や角にスプレーして同様に使いますが、泡が消えやすく液 ダレがやや気になります。
ですので、スプレーをとどめて効果を発揮させるために、泡を吹き付けた面にラップやキッチンペーパーをあててパックします。
液ダレしにくく、乾きにくいので効果がより高まりますよ!
ただし、浴室の天井には使うのはやめましょう。どんなに気をつけても、液ダレして目に入る危険もあります。注意しましょう。
キッチンでカビキラーを使うには?
キッチンでカビキラーも同じ様に使えるのですが、カビキラーには少し香料が入っていま す。気になる方は、この点に注意してください。
カビキラーを、ふきんやスポンジにスプレーすると、どうしても独特の香りが残ります。
そんな時は、漂白後に熱湯をかけてよく乾かすと良いでしょう。
香りが移るので、掃除の際は近くに食品なども置かないようにしましょう。
また、カビキラーはコンロなどにかかるとサビの原因になります。
これはキッチンハイターであっても言える事ですが、気をつけましょう。
キッチンハイターとカビキラー まとめ
身近にある掃除用の洗剤の中に、同じような成分でできているものがあったなんて、目からウロコの話ですよね!
大掃除などで困った時に役に立つライフハックです。
皆さんもお役立て下さい。
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