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和菓子やおはぎを作る際に使うあんこ、買い置きをしていて未開封のまま賞味期限が過ぎてしまうことや、買っても使いきれずに余ってしまうことがありますよね。
市販のあんこの賞味期限はメーカーや種類によりますが、2~3年先のものもあります。
元々賞味期限も長く、砂糖もたくさん入っているので、賞味期限がすぎたものを食べても大丈夫な気がしてしまいます。
市販のあんこは賞味期限が過ぎても食べられるのか、また、開封後に残ってしまったあんこは賞味期限内なら食べることができるのか気になります。
市販のあんこの賞味期限切れについて、未開封のものと開封後のものの違いについてまとめました。
未開封の時は賞味期限が過ぎても食べられるのか、開封後の賞味期限はいつまでなのかを書いています。
また、市販のあんこが余ってしまった場合の保存方法や、使い道とアレンジ法として、残ったこしあんで作るパウンドケーキと冷凍粒あんと牛乳でつくるあんこミルクのレシピを紹介します。
買ったあんこの賞味期限について心配になった時、あんこをおいしく食べる参考にしてください。
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市販のあんこの賞味期限切れ未開封の時食べれる?
市販のあんこが未開封のまま賞味期限が切れてしまった場合、すぐに食べられなくなってしまうわけではありません。
賞味期限とは、おいしく食べることができる期限として製造元が品質保証している期間なので、賞味期限が過ぎるともう食べられないというわけではありません。
橋本フーズ株式会社は賞味期限が切れた餡製品が食べられるかという質問に対して、以下のように回答しています。
賞味期限とは「未開封」「定められた保存方法」で保存している商品が『おいしく召し上がり頂ける期間』という意味です。
賞味期限を過ぎたらすぐに食べられないということではありませんが、商品によっては味や色など悪くなっている可能性がありますので、できるだけ賞味期限内にお召し上がりになることをおすすめいたします。
東京農業大学客員教授で、「賞味期限がわかる本」などを書いている徳江千代子さんによると、賞味期限が切れた商品が大丈夫かどうかの判断について、臭いをかいだり少しだけ食べてみたりして違和感があるかどうかで判断することをすすめています。
実際に、賞味期限切れのあんこを食べている人もいます。
甘酒ぜんざい。
餡子が賞味期限切れ以外全く問題のない美味しいぜんざいです(笑) pic.twitter.com/RXa2UuqP4O— 観心 (@kanshin333) 2018年1月18日
橋本フーズの回答や、実際に賞味期限切れのあんこを食べている人がいることからも分かるように、賞味期限が過ぎた市販のあんこで未開封のものは、すぐに食べられなくなってしまうわけではありません。
しかし、品質の劣化や傷み具合は保存状態にもよってくるのでいつまでなら大丈夫とは言えません。
未開封のまま賞味期限が過ぎてしまった場合は、臭いをかいだり少量口にしてみるなどして、違和感がないかしっかり確認してから食べるようにするといいでしょう。
もし少しでも違和感を感じたら食べるのをやめてください。
また、風味が落ちることがあるので、あまり賞味期限を過ぎたものは避け、なるべく早めに食べるようにしたほうがいいでしょう。
市販のあんこの賞味期限内で開封後の賞味期限はいつまで?
市販のあんこに記載されている賞味期限は、未開封の場合の賞味期限です。
市販のあんこのパッケージには、開封後は早めに食べるように記載されています。
早めというのは、具体的には冷蔵庫で保存して1週間程度です。
井村屋株式会社に、開封後のあんこの賞味期限と保存方法について問い合わせをしたところ、以下の回答をいただきました。
開封後は、きれいなタッパーなどに移し替えていただき、フタをするかラップをかけて封をして冷蔵庫で約1週間を目処にお召し上がりいただきますようお願いいたします。
また、冷蔵庫内での保管中は、頻繁な開閉により温度が上がったり、結露した水があんの表面に付くことでカビ等が発生し易くなりますのでご注意ください。
橋本フーズ株式会社も、HPで開封後のつぶあん、こしあんについては冷蔵庫で保存し1週間を目安に食べきることをすすめています。
市販のあんこで開封後のものが余った場合は、清潔な容器に移し替えて密閉して冷蔵庫で保存し、1週間を目安に使い切るようにしましょう。
また、冷蔵庫内で保存する場合は保存状態によってカビなどが発生しやすくなるため、カビがついていないかなどをきちんと確認して食べるようにするのがいいでしょう。
市販のあんこが余った時の保存方法
市販のあんこが余った時の保存方法を紹介します。
市販のあんこが余った時、少量で1週間程度ですぐに使いきれるようなら冷蔵庫で保存します。
保存の際は清潔な容器に移し替えて密閉し、冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫でも保存の際は、冷蔵庫の扉の開け閉めの際の温度変化や、結露した水があんこにつくことでカビなどが付きやすくなるため、カビなどがついていないか確認をしてなるべく早めに食べるようにします。
量が多かったりすぐに使う予定がなければ、冷凍保存が安心です。
冷凍保存すれば、市販のあんこを1~3か月保存することができます。
使う分ずつ小分けにラップで包み、冷凍保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
なるべく平らにしてラップでぴったりと包むのがポイントです。
平らにすることで、素早く冷凍することができ冷凍による品質の劣化を防ぐことができます。また、解凍する際も素早く解凍することができて使いやすいです。
冷凍する際には、金属トレーに載せると熱伝導率が高くなって素早く冷凍することができ、冷凍による品質の劣化を防いでくれるのでおすすめです。
市販のあんこを冷凍保存する場合は、冷凍による品質の劣化と冷凍庫の臭いが移ることを防ぐため、ラップでぴったりと包んでから冷凍保存袋にいれて保存しましょう。
冷凍した市販のあんこを食べる時には冷蔵庫や室内に移して自然解凍したり、レンジや鍋で加熱して解凍します。
解凍方法は、自然解凍か鍋で加熱しながら解凍する方法がおすすめです。
電子レンジで解凍する方法は手軽でよいのですが、風味は劣ります。
また、電子レンジで解凍する場合は加熱ムラが生じやすく、加熱しすぎてしまう心配もあるので少しずつ様子を見て加熱するのがポイントです。
自然解凍の場合だと冷凍庫の臭いが気になる時がありますが、その場合は鍋で一度加熱して練り直しをすることで冷凍庫の臭いが気にならなくなります。
小豆の風味が落ちてしまった時も、鍋で練り直すことで風味が戻ってきます。
練り直しのやり方は、鍋に少量の水とあんこを入れて、木べらやしゃもじで混ぜながら加熱をします。
練り直しをする際はあまり少量で行うと焦げやすくなります。焦げないように注意しながら加熱してください。
手間はかかりますが、練り直しをすることで冷凍保存したあんこをおいしく食べることができます。
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あんこが余った時の使い道とアレンジ法
あんこが余った時の使い道とアレンジ方法を紹介します。
あんこは主に和菓子を作るのに使います。
残ってしまったあんこも、洋風にアレンジすれば飽きずに食べることができます。
ホットケーキミックスを使って作るパウンドケーキなので、手軽に作れます。
レシピはこしあんですが、つぶあんでも作ることができます。
市販のあんこを長期保存するには冷凍するのが一番です。
冷凍保存したあんこは、自然解凍で食べることができます。
このレシピでは、冷凍したあんこをそのまま牛乳と一緒にカップに入れて自然解凍させて使っています。
とても手軽でおすすめです。
もちろん、冷凍前のあんこを使っても、同様においしいドリンクが手軽に作れます。
寒い時期にはレンジや鍋で温めて、ホットドリンクとして飲むのもいいですね。
まとめ
市販のあんこの賞味期限は、おいしく食べることができる期限のことなので、未開封のあんこの賞味期限が過ぎてしまってもすぐに食べられなくなるわけではありません。
もし賞味期限を過ぎてしまった場合は、臭いをかいだり少しだけ口にしてみるなどして、違和感がないことを確認して食べるようにしましよう。
しかし、風味が落ちている場合もあるので、なるべく賞味期限内に食べるようにするほうがいいでしょう。
市販のあんこに記載されている賞味期限は、未開封の場合の賞味期限です。
開封後の賞味期限の目安は1週間程度で短いです。
市販のあんこが余ってしまった場合は冷凍保存すると長く保存できるのでおすすめです。
残ってしまったあんこは、ドリンクにしたり洋菓子にしたりしてアレンジすることができます。和菓子以外にアレンジすることで飽きずに食べられるので試してみてください。
あんこの賞味期限について、未開封と開封後の違い、あんこの保存方法やアレンジの仕方をについて紹介しました。
記事を参考にして、あんこを安心しておいしく食べてください。
参考URL
http://www.deliciousweb.jp/recommended/3068
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35992
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