梅干しのカビの対処法は熱湯や焼酎 梅酢は大丈夫?種類別の対策





梅干しを漬けるシーズンになると、同時に不安も出てくるカビの問題。あなたの大切な梅干し、簡単に諦めたくないですよね。

梅干しのカビの対処法は、熱湯や焼酎で復活できるでしょうか。

また梅酢はどうなっているのか、ヒヤヒヤするかもしれません。

梅干しや梅酢は捨てなければダメなわけではないですが、カビの種類にもよるので合わせて紹介します。

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梅干しにカビが生えた!対処法は?

白くなっている、これは梅干しのカビではないかと思うことはありませんか。梅干しのカビにも種類はありますが、対処法によっては生かせるんです!

昔は30%〜40%あった塩分も最近では塩気を洗ったり、減塩効果で15%まで落ちています。

最近では15%ほどになったとは言っても塩分はあるので、長持ちしそうですよね。

ところが、梅干しはカビになりやすい食べ物の一つです。ただ梅干しがカビることがあっても、慌てることはありません。

梅干しの表面にカビが生えたときの対処法を紹介しますね。

  1. カビの部分だけ取り除きます。他にも痛んでいる梅があれば、埃なども一緒に取り除いておきましょう。
  2. 梅酢を金属以外の鍋に取り分けて、しっかり煮沸し消毒することが大事です。
  3. 容器と梅全体に焼酎や消毒用アルコールを吹きかけて、消毒しておきましょう。
  4. 梅干しのカビの程度が激しい時は、梅も焼酎やアルコール類で消毒する必要があります。
  5. 煮沸した梅酢を綺麗になった容器に戻します。

    ここでポイントですが、梅酢を戻す際に少量の塩を加えるとカビ予防になりますよ!

    この対処法でカビを取り除き、更に予防までできます。

    埃まで一緒に取り除けますから、なんだか新しくリフレッシュしたようになるでしょう。

    美味しく食べたい梅干しなので、これ以上のカビは避けたいですよね。「カビが生えたから捨てなきゃ!」の前に、是非お試しください。

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    梅酢にカビが生えたときの対処法は?

    梅はカビていない状態で、梅酢にカビが生えたらどうでしょうか。

    特に傷んでいる梅がなく、梅酢の表面にのみカビが出ている場合には簡単です。梅自体は動かさず、梅酢だけをできるだけ他の容器に移すだけで問題ありません。

    梅酢の状態によるので確認の必要がありますが、手順はこちらです。

    1. 梅酢の表面に薄く膜が張ったようなカビは、キッチンペーパーやスプーンで取り除く。
    2. 表面全体に広がっているときは、重しを片側に寄せておたまなどでカビを取り除きます。
    3. 重しを外し、中の梅酢を容器に移す。
    4. 濾した(こした)梅酢に焼酎を1/2カップ加えるか、鍋で沸騰させましょう。
    5. 容器に梅酢を戻します。

      ここで、容器の消毒を十分にしておくことがポイント

      梅酢の濁り方があまりにひどいときは、梅酢を処分するしかありません。

      ただ極端に濁っていない場合は、紹介した対処法で問題なく復活できるので安心してくださいね。

      補足ですが、まずこちらを漬ける前に行っておきましょう。

      カビの予防になるので紹介しますね。

      漬ける前のカビ予防法
      1. 洗った梅の実の水分をしっかり取り除いておく
      2. 梅の実を35℃以上の焼酎に漬け込んでおく
      3. 容器を熱湯消毒すしておく
      4. 梅干しを漬ける
      5. 梅の実を梅酢にしっかり浸けておく

        ここで注意なのは、金属製の容器は使用しないこと!

        金属製の容器を使うと、そこから塩分や酸で腐ってしまうことがありますよ!

        ヘソの部分から傷みやすいので、しっかりと洗って焼酎に浸けておくことが大切です。

        梅干しのカビの種類

        梅干しのカビの対処法は、熱湯や焼酎など紹介した通りになります。

        ではそもそも、梅干しのカビにはどのくらいの種類があるのでしょうか。見え方にもよるので注意してくださいね。

        • 白カビ
        • 黒カビ(見え方によっては緑色に見えることもあります)

          白カビは、そこまで健康被害に問題はありません。

          ただ梅干しの白カビはそのままにしておくと、梅干しが柔らかくなったり、他の健康な梅干しにまで移ってしまうので注意です。

          黒カビは問題が大きいので、見つけたら処分あるのみ!

          黒カビだけ取り除いてOK…なレベルではないので、即刻全部廃棄しましょう。

          健康被害がかなりあるので危険です。

          その他に、梅酢の濁りがありますが紹介した手順で大丈夫ですが、放置しておくことはおすすめできません。

          梅干しのカビの対処法 まとめ

          梅干しのカビの対処法について紹介しましたが、季節がらカビは避けられません。地域にもよりますが「カビ!」と見つけたら種類を見ましょう。

          ただし、どの種類にしても放置はよくありません。

          白いカビは問題なく、梅酢の濁りも大丈夫ですが放置をして黒カビに発展したら危険は大きいです!

          塩分が少なくなっているからこそ、より一層カビになりやすいでしょう。

          ジッと見て、白カビなら慌てず手順をふまえて対処方を利用し、黒カビなら迷わず破棄です。

          あなたの大切な梅干しをできるだけ生かすために、日頃からチェックすることを心がけたいですね。

           

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