梅干しのカビと塩の見分け方や毒性 白カビは食べれる?

あなたが梅干しを漬けたとき、カビと塩の見分け方で困ったことはありませんか。

「カビだ!」と思ったら塩「塩かな?」と思ったらカビと悩みますよね。大切に漬けた梅干しを無駄にしたくない…でも身体は大丈夫か不安もあるでしょう。

梅干しのカビと塩の見分け方だけでなく、潜んでいる毒性についてなどに注目したので、参考までにご覧くださいね。

梅干しのカビと塩の見分け方は?

梅干しのカビと塩の見分け方は、どこでするのでしょうか。梅には塩分が15%ほど入っています。

それでもカビは発生しますが、カビと塩の見分け方はお湯にあります。

梅干しを作る過程で水洗いしますが天日干しは大事です。また、へそを取ったら水に触れてはいけません。

へその部分から、カビが発生する可能性が高いといえるでしょう。

疑わしい物体をお湯に入れて浮いたら塩、沈んだら酵母かカビと分かります。

金属の容器で梅干しを漬けると、高い確率で塩分と酸で腐食してしまいますが、除菌と殺菌もしっかりしないとカビの原因になるでしょう。

腐食だけでなく、カビは一番なりやすいことといえます。

怪しい部分をお湯に浮かばせれば分かるとはいえ、酵母なら大切な栄養素も失ってしまいますよね。
ではカビと酵母はどこが違うのでしょうか。

実は酵母自体が白カビなので、食べても問題ありません。

梅干しの白カビは、産膜酵母という名前で呼ばれる酵母菌の場合があります。ただし、放置をしてしまうと他の健康な梅干しまでダメにしてしまうので除去しましょう。

そもそもが酸っぱくしょっぱいので、判断が難しくあなた自身が拒否したい場合は食べることはおすすめしません。

明らかに形も匂いもおかしい場合は避けておくことが無難です。

梅干しのカビは毒性がある?

梅干しのカビの問題で塩と見分け方を試して、沈んでしまったときは要注意です。全体をよく確認して見て、黒カビが無いかチェックします。

白カビは問題ないとされていますが、そこで「ちょっと待った!」ですね。

実際に白カビの原因の酵母について説明します。酵母菌の働きはダメではありません。
反対に酵母菌の働き無くしては、梅干しは漬けられないからです。

とても栄養素がたくさん入っていますので、漬けてから白カビができたら除去はしますが、毒性はありません。

ところが、ここからが肝心なのですが問題の「黒カビ」に警告!

黒くカビた梅干しは、大きな病気に繋がりますから気を付けましょう。判断できないような色ではない、はっきりと違いがあるので色で判断してから方法を考えます。

匂いまでおかしいと問題は大きいので、腐っているとこのような病気にもなり得るからです。

嘔吐、下痢、発熱、食中毒、アレルギー性の病気、がんなど大きな病気に繋がる可能性を含んでいるので注意!

黒カビを見つけたら、それだけを除去する段階ではありません。全ての梅干しを捨てて、容器もきちんと洗い除菌しましょう。

黒カビは危険なので、見つけたら躊躇することなく捨て去るしかありませんよ!

梅干しの白カビは食べる?

酵母が大切なことに触れましたが、実際白カビとわかっていて食べられるでしょうか。

うっすら白い、めちゃくちゃ白いなど状況は様々ですよね。明らかに「うわっ!」と思うほどなら、食べる気が起きないでしょう。

大切な酵母菌ですが、加減によって食べるか食べないか判断することが大切です。

見るからに危ないものは避け、うっすらしている状態ならその梅と痛んでいる他の部分も除去が必要になります。

中まででガッツリカビていたら問題外で、即刻「どうしよう?」と考えず廃棄しかないですね。

何にでもいえますが、加減の問題は大切なので程度の確認はしておきましょう。

因みに主人に「梅干しがカビていたら煮てでも食べる?」と聞きましたが、あっさり「いやだよ!捨てるから!」と答えていましたが、当然かもしれませんね。

おそらく娘も同じ答えでしょうが…

とはいえ、少しなら栄養があるから大丈夫と伝えたらどうなのか、主人に聞いたら「ちょっと程度なら食べるかな…」と平然と答えていましたよ(苦笑)

確かに明らかなら遠慮でしょうが、表面が少しだけで中身が大丈夫なら食べそうですね。

梅干しのカビと塩の見分け方 まとめ

美味しく食べたいから漬ける大切な梅干し。

梅干しのカビと塩の見分け方が分かったら、あなたならどうしますか。酵母は断然良い!という判断かもしれません。

ただ、極端なカビは「冗談じゃない!」という意見もあるでしょう。

これだけは確かなことは、黒カビは本当に危険なので見つけたならたくさん漬けてあっても廃棄です。

残念に感じるかもしれませんが、来年は成功させるぞ!と、気を取り戻して次回再びトライしましょう。