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最近では、さまざまな味のバリエーションがある豆乳ですが、豆乳の日という記念日があります。
いろいろな記念日はありますが、豆乳の日の由来を知っている方は少ないかもしれません。
豆乳というと身体に良さそうなイメージや女性向けの飲料といったイメージが強いですよね。
健康に良さそうなので家族にも勧めたいと思った時に、豆乳の日の由来を知っていると飲むきっかけを作ったりできますね。
そこで今回は、豆乳の日の由来や豆乳はいつから飲まれているのかを調べました。
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豆乳の由来は?
まず豆乳の日の由来についてご紹介します。
豆乳の日は、日本豆乳協会が2008年に10月12日と制定しました。
年に一度の #豆乳の日 (10/12)。だから、皆様にもお祝いいただけると嬉しいなって。具体的には矢印がループしてるマークとか❤をポチッと、押していただきたいなって…せっかくだから1012RT&1012❤でお祝いいただけると、非常に非常にうれしいなって……よろしくお願いいたします!#キッコーマン豆乳 pic.twitter.com/HiMUd00Y7I
ちょうど2008年の日本の豆乳市場はどん底にあり、何とかしたいと考えた日本豆乳協会が記念日を取り入れました。
10月は食料品の記念日が多く、体育の日や健康についての活動が多い月です。
また、10(トウ)2(ニュー)とゴロ合わせ読みした10月12日を豆乳の日としました。
この豆乳の日を中心にイベントなどが行われています。
最近では、何にでも○○の日があってゴロ合わせのものも多いですよね。
食べ物はメディアに取り上げられると一気に盛り上がり、しばらくすると低迷するので安定して手に取ってもらうのは難しい業界です。
豆乳の日も10月12日と少し強引な感じですが、由来を調べてみると裏では日本豆乳協会の努力があるので応援したいなと思いますね。
豆乳はいつから飲まれてる?
今は、お店で豆乳が売られていることは普通ですが、いつから市販され身近なものになったのでしょうか。
豆乳は豆腐を作るときに出る水分ですが、もともと豆腐は約2000年前に中国で誕生したと言われているので、その頃から豆乳もあったと思われます。
中国では2000年前から飲まれていたとすると、日本にはいつ頃伝わり、いつから飲まれていたのか気になりますよね。
豆乳が、滋養強壮として昔から摂取されていたという記録が残っています。
中国から日本へ豆腐が伝わったのは奈良時代です。
記録では800年前の鎌倉時代に古文書「「庭訓往来」には「豆腐羹(とうふこう)」という記述があります。
豆乳の原型と言われる豆腐羹が禅宗の僧侶たちの食膳に出ていました。
この「豆腐羹」こそが、豆乳のことであり、豆腐の汁という意味なんです。
特に貧困な農村では妊婦が滋養強壮の栄養食品として、自家製の豆乳を飲んでいたという記録があります。
大豆は畑の肉とも呼ばれるほど栄養豊富ですし、農村では栽培することができ、自宅の庭でも簡単にできます。
豆腐も昔からあったように、良質なタンパク質が取れ、簡単に作れる自宅でも作れる豆乳は栄養満点のサプリだったのでしょう。
出産した後も、母乳のために飲んでいたいう記録もあるので、子供を持つ忙しい母親には最適なかつすぐに摂取できる飲み物だったと想像できます。
鎌倉時代から飲まれていたのかもしれませんね。
一般的な飲料として豆乳が出回るようになったのは、昭和50年前後以降です。
豆乳が市場に出回らなかった一番の原因は、青臭さとえぐみでこれらを改良する研究が行われ、1970年代に豆乳の脱臭法が確立されました。
1977年に初めて豆乳飲料を発売したのは、紀文と言われています。
その後、1983年に健康に良いと評判になり市場では一気にブームがやってきて、多くの人に豆乳が飲まれるようになりました。
緑色に太陽と鳥が描かれた紙パックの豆乳飲料で有名なメーカーで、豆乳を飲んだことがある人なら一度は見たことがあるはずです。
2004年、キッコーマンが豆乳飲料を販売していた㈱紀文フードケミファと資本業務提携しました。
現在は、このキッコーマンが豆乳業界のシェア1位で一般的な豆乳や飲みやすい調整豆乳、味のついた豆乳飲料などバリエーションも豊富に販売しています。
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豆乳と牛乳の違い!どっちが健康や栄養が良い?
健康や身体のことを気にして豆乳を飲むときに気になるのは、牛乳との違いではないでしょうか。
次は、豆乳と牛乳の違いを比べてみます。
まず豆乳の特徴的な栄養成分をご紹介します。
大豆たんぱく質(植物性)
大豆たんぱく質は体内での吸収・分解に時間がかかり満腹感を得やすいのでダイエット効果があり、肥満予防になります。
血流改善にも役立ち動脈硬化防止にも期待できます。
サポニン
血液中のコレステロールや中性脂肪を洗い流してくれ、肥満予防になります。
抗酸化作用もあり動脈硬化と老化の防止をするといわれています。
大豆イソフラボン
女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしていて、乳がんなどのホルモン依存型のがん予防や骨粗しょう症予防に期待できます。
レシチン
血液の流れをスムーズにし、血管を強くして高血圧を防いだり、神経伝達物質を生成することにより、脳を活性化して認知症の予防にも効果があります。
次に牛乳の特徴的な栄養成分です。
カルシウム
牛乳といえばカルシウムですね。コップ1杯200mlの牛乳で成人1日当たりに必要なカルシウムの約1/3が摂れます。
たんぱく質(動物性)
牛乳のたんぱく質も良質でたんぱく質としての働きだけでなく、カルシウムなどのミネラルの吸収も助けます。
豆乳と牛乳のカロリーを200g当たりで比較してみると、豆乳約92kcal、牛乳約134kcalです。
豆乳の方が、ヘルシーで肥満予防などに効果が期待できるので大人にオススメですね。
一方、牛乳はカルシウムと共にカロリーも摂れるので成長中の子供たちにオススメしたい飲み物です。
豆乳飲むと生理が早くなる?
豆乳を飲むのは女性の方が多いイメージがありますが、豆乳を飲むことで月経に影響はあるのでしょうか。
豆乳が好きで毎日コップ1杯飲んでいたら、生理が早くくることが多いと実感している人もいます。
一方、豆乳を毎日飲んでも生理周期は変わらないという人もいます。
生理が始まった頃から生理の周期が速く、20日周期で生理があります(速いですが不順ではありません)。
豆乳が好きでよく飲むことがあるのですが、
ここ最近毎日コップ一杯ずつ飲んでいたら、前の生理が終わって一週間後に普通の生理が来ました。
これまで何度も豆乳を毎日飲んだ後に生理が早まったことがあります。特にがぶ飲みしているわけではなく、ほんの一杯。
納豆が好きで納豆も毎朝食べています。
豆乳と月経の関係は、個人差があるようですね。
豆乳には、女性ホルモンであるエストロゲンと似た構造をもったイソフラボンが含まれています。
月経はエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが関係していて、この二つのホルモンのバランスによって起こります。
豆乳を飲むことによってエストロゲンに似た作用は促進されますが、薬のような効果はないので、一概に月経が早くなるとは言えないようですね。
しかし、エストロゲンは40代頃から分泌量が減少してきます。
生理の周期が不規則になったり、ホルモンのバランスが崩れることで身体の不調も多く出てきます。
このような時に、豆乳を飲むことでホルモンバランスや月経不順を改善することは期待できます。
女性にとって、生理不順は妊娠や出産にも関わります。
ストレスや生活環境スタイルも関係してくる月経前不順もその中の一つです。
生理不順は、早めに対処しておくことが大事になってきます。
まとめ
豆乳は、メーカーの努力によりおいしく飲みやすく改善されてきました。
さらに豆乳の日も制定され、多くの人が身近に感じることのできるものになってきています。
豆乳には他の食品にはない独特の栄養成分も含まれています。
豆乳飲料はさまざまな味のバリエーションがあり、キッコーマンのHPによると現在26種類紹介されています。
私は豆乳があまり得意ではありませんが、豆乳飲料はおいしく飲めるのでオススメです。凍らせるとヘルシーなアイスにもなります。
豆乳の日には、キャンペーンも行っているのでこれからも豆乳の進化に注目していきたいですね。
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