落ち葉の活用法は?掃除した後に利用できる楽しい万能もの!





掃除して集めた後の落ち葉を、うまく活用できる活用方法をご存知でしょうか?

秋になると落ち葉の掃除は大変ですよね。

掃除しても掃除しても毎日ひらひらと落ちてきます。また、落ち葉は集めると思っている以上の量になることも多く、処理にも困ってしまいます。

何とか活用できるものはないのか…。

そこで、秋を迎える今、掃除した後の落ち葉を再利用できる、落ち葉の再生方法「堆肥」についてまとめたいと思います。

今年の秋は、落ち葉掃除が楽しくなってしまうかもしれませんよ!

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落ち葉が大量!?掃除

春には力強い新緑、秋になると美しい紅葉で、私たちの目や心を和まし、楽しませてくれる木々。

普段よく目にする木々にはたくさんの種類があり、紅葉するものとしないもの、落ち葉を多く落とすものと落とさないものとあります。

私たちが普通の生活の中でよく目にする樹木は、サクラやモミジ、イチョウやヒメシャラ、ハナミズキなど、「落葉広葉樹」と言われる樹木が多く、日本人にとても好まれている樹木です。

庭木や街路樹としてもよく植えられています。春になると花を咲かせ、秋を迎えると紅葉し、季節を感じ楽しむことができるからです。

落葉広葉樹が植えてあるお宅では、秋の落ち葉掃除は欠かせないもので、多く植えてある歩道や公園などでは掃除も大変です。

風によって舞い上がれば近隣のお宅にも落ち葉が舞い込み、問題となっている自治体も多くあります。

 

いつも掃除がしやすい場所に落ち葉が落ちてくれればいいのですが、風が吹けば舞い上がり、砂利の上、植木の間など、掃除しにくい場所にも毎日のように落ちてきます。

ちょっと掃除をさぼれば落ち葉が大量に!?なんてことも珍しくないですよね。

そんな大量に集めた落ち葉を「堆肥」に変え、再利用する方法を知っていれば、大変な落ち葉掃除もちょっとは楽しくなるはず!?

少しでも落ち葉掃除を楽にできるように掃除道具のご紹介からしたいと思います。

落ち葉を掃除するにはほうき?掃除機?

落ち葉を少しでも楽に掃除するには、道具選びが大切です。一番に思いつくのは、竹ほうきや熊手で、とても使いやすく便利です。

それに加えて最近では、ホームセンターなどでも手軽に購入できるようになったブロアーと言われる落ち葉掃除用の掃除機が人気です。

竹ぼうき

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細い竹を何本も束ねて作られているため丈夫です。掃除したい場所がアスファルトでも土でも掃除ができます。力を入れず、軽く掃くと落ち葉だけきれいに集められます。

熊手

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大きなかぎ手で広い範囲の落ち葉を一気に掃除したいときに役に立ちます。細かいところは竹ぼうきで掃き、まとめて落ち葉を掃除したいときには熊手を使い分けるのがおすすめです。

ブロアー(掃除機)

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風を出し、落ち葉を吹き飛ばしながら落ち葉を集めることができます。砂利や庭木の間など、細かな部分まで楽に掃除ができます。

最近のブロアーは、コンパクトで軽量化されたため、女性でも使いやすくなっています。バッテリー式のブロアーが主流になりつつあり、コンセントがなくても手軽に落ち葉掃除ができると注目となっています。

落ち葉から堆肥に活用法は?

毎日のように降り注ぐ落ち葉。落ち葉は掃除するのも大変ですが、捨てるもの大変です。量も多く、嵩張り、自治体によっては捨てるのにお金がかかってしまうところも多くあります。

ひと昔前までは、お家の庭で燃やして焼き芋・・・なんてこともしてましたが、今は、禁止されている自治体もあり、簡単にはできません。

少し手間はかかりますが、落ち葉を堆肥に再生させ有効活用させる方法をご紹介します。

 

堆肥の作り方
準備するもの
  • 落ち葉
  • 市販されているケースやコンポスター(段ボールや板、ペットボトルでも自作できます。)
  • 表土(自然の土、ピートモス、もみがらくん炭)
  • 発酵促進剤
  • ブルーシート
堆肥の作り方
  1. ケースがない場合は、お庭の隅に穴を掘って、コンポスター代わりにすることもできます。
  2. まず、庭に掘った穴に乾燥した落ち葉を、スコップで切り刻みながら押し込んで入れていきます。
  3. 少し入れたら米ぬかや油かす、発酵促進剤、土を入れ、もう一度落ち葉からと繰り返し作業し積み重ねていきます。
  4. いっぱいになったら湿らす程度に水を振りかけ、雨に濡れないようにブルーシートをかけ放置。
  5. 熱くなり、発酵してきます。一週間したら全体をかき混ぜ、発酵促進剤を追加します。
  6. さらに一週間後同じ作業を繰り返します。
発酵の状態で変わりますが、このまま放置して約2~3か月で完成です。

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落ち葉を楽しく染色する方法は?

落ち葉が大量にある場合には、「草木染め」はいかがでしょうか?

特別なものはいりません。身近なものを使っていろんなものを染めて楽しんでみましょう。

落ち葉染めの染色液の作り方
  1. 染めたいものと同量程度の落ち葉を準備します。
  2. 落ち葉の重さの20~30倍の水で煮だしていきます。(約20~30程度)
  3. ザルでこして染色液の完成です。

媒染液の作り方

  1. 鍋に染めたいものの20~30倍のぬるま湯を準備します。染めるものの約5%のみょうばんを溶かし媒染液の完成です。
  2. 染めたいものを媒染液の中に入れ、約80度を保ちながら約30分浸します。ザルにあげ覚ましたら媒染完了です。

染め方

  1. 染色液に20程度浸します。
  2. 染色液を絞り媒染液に浸します。
  3. 水洗いをして絞り、乾燥させたら完成です。

 

※染め方は1番と2番の順番は、染めたいもので順番が変わります!

  • ウール素材・・・媒染→染色
  • 絹、綿、麻素材・・・染色→媒染

そのまま染めてもいいのですが、輪ゴムで止めたり、結び目を作ったり模様をつけるのもおもしろいですよ!

落ち葉活用法まとめ

いかがだったでしょうか?

落ち葉の活用方法についてまとめました。

毎年、秋になると落ちてくる落ち葉は、ちょっと困りものの厄介者ですが、少し手を加えることで、落ち葉をエコ資源へと変えることができます。

いつもお金を払って捨てるだけだった落ち葉を再利用してのガーデニングは、楽しさもさらに膨らみ力が入りそうですね。

今年の秋は、親子で草木染め体験や堆肥作りなど、エコを意識してみましょう!

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