新幹線に子供だけは何歳いつから一人?サービスや初めて帰省させるとき





夏休みや長い休みになると、実家などから子供だけの帰省を提案されていませんか?

新幹線に乗って、小学生の子供だけで祖父母の家に帰省させようか迷っている親たちも多いのではないでしょうか?

そこで、今回は、新幹線に子供だけで乗らせるのは何歳からが良いのかを紹介していきます。

「そろそろ、一人で大分まで来れるんじゃないの?」

私の息子が小学1年生になったとき、大分に住む義母から言われ、ドキドキしたことを覚えています。

そもそも、子供だけで新幹線に乗車しても大丈夫なのでしょうか?

子供だけで新幹線に乗るという体験も貴重だと思いながらも、どこか不安ばかりが募ってしまう親も多いでしょう。

また、実際に子供だけで新幹線を利用させた親たちの話を取り上げながら、利用するときの注意点やサービスについても紹介していきます。

新幹線の旅は、子供にとって長旅です。

自分の子供の日頃の様子を観察しながら、子供だけで新幹線を利用しても大丈夫なのか判断していきましょうね!

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小学生の子供が新幹線に乗車するのは何歳から?

多くの親たちが、小学校1年生になれば、子供だけでも新幹線に乗車できると考えています。

飛行機でも、6歳以上であれば子供だけで乗車できることから、このように考える親が多いのでしょうね。

しかし、小学校1年生になったからと言って、一人で新幹線を利用させる親たちはほとんどいません。

なぜなら、次のような心配ごとがあるからです。

移動時間が長い

新幹線は飛行機と比べて、移動時間が長いです。

私の子供の場合だと、大分まで飛行機なら2時間で行けますが、新幹線を利用するとなると、6時間以上かかります。

それに、電車での乗り継ぎもあります。

新幹線を利用して帰省する場合、平均して2~5時間ほどの乗車時間が考えられますよね。

その間、子供は一人で時間を潰せますか?

一人でもゲームや本などで紛らわし、周りのお客さんに迷惑をかけないように座っていられれば良いのですが…、走り回ったり、大声で叫んだりすることがあっては大変です。

日頃の子供の様子を見ながら、一人でも乗車できるのか考えましょう。

事件に巻き込まれる可能性もある

このご時世、新幹線の車内で何が起こるか分かりません…。

新幹線の車内で、いきなり刃物を持った人が知らない乗客を切りつけたという事件もありましたよね。

万が一のことに備えて、何か起こったときも臨機応変に対応できる年齢になってから乗車させるのが安心ではないでしょうか。

新幹線はサポートがない

新幹線のサポートについては、第2章と第3章で詳しく紹介していきますが、飛行機のように完全なサポート体制は見込めません。

この3つの心配事から、実際に新幹線に子供だけで乗せるのは、小学校の高学年や中学生になってからという例が多いです。

11歳以上の年齢になれば、公共の場でルールを守ることも、困ったことがあったときにどうすれば良いかも自分で判断して行動することができるからです。

でも、小さい頃から冒険させてみたいという親もいます。

新幹線に子供だけで乗るのは何歳からという決められたルールはありませんから、自分の子供の様子を見て判断してみてください。

また、一人で子供を乗車させようと考えている方は、新幹線のサービスの実態や子供だけで新幹線を利用するときのポイントも知っておきましょうね。

子供が一人で新幹線に乗ることを駅員に伝える?

子供だけで新幹線を利用するときは、子供も親も心配です。

心配ごとがあるときは、駅員や車掌に子供だけで利用することを伝えておきましょう。

伝えるだけで、子供も親も安心できます。

しかし、駅員や車掌に子供だけで乗ることを伝えても、混雑具合などによって、完全にサポートしてもらえることはほとんどありません。

降りる駅の前で声をかけてくれたり、乗車中に気にかけてくれたりしたらラッキーくらいに思っておきましょう。

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小学生子供が一人で新幹線に乗るときのサービスは?

新幹線に子供だけで乗るときに、サービスはありません。

他の人に迷惑をかけないか、降りる駅を間違えないかなど心配事はたくさんありますが、完全に子供たちをサポートしてくれるサービスはありません。

ただ、グリーン車に席を取れば、客室乗務員に子供のことを頼むこともできるし、完全にサポートもしてもらえます。

あまりに心配な場合は、グリーン車の席を予約することをおすすめします。

小学生の子供が初めて一人で新幹線に乗るときのポイントは?

新幹線を子供だけで利用しても、新幹線内でサービスはありませんし、駅員や車掌に伝えたとしてもサポートも期待できません。

そうなると、子供自身がしっかりしていないといけませんよね。

そこで、子供が初めて新幹線に乗るときのポイントを9つ紹介します。

 新幹線に乗るときのルールを確認する

新幹線は公共の乗り物です。

周りのお客さんの迷惑にならないように、車内での過ごし方を確認しましょう。

騒がないことや必要以上に席を立たないことなどを言い聞かせましょう。

また、知らない人に声をかけられてもついていかないことなど安全に関することも確認しておきましょう。

ルートを覚えさせる

新幹線に乗って、どこの駅で降りるのかを覚えさせましょう。

また、乗り過ごしたときのために、どんな駅を通過するのかも覚えさせます。

ルートが分かると、見通しがつきやすくなり、安心する子供もいますよ。

 持ち物はリュックサック1つにまとめる

子供は、目的地に着くことで頭がいっぱいになります。

持たせる荷物は、最小限にし、リュックサック1つにまとまるようにします。

1つにまとめられれば、忘れ物をしてくることもなくなります。

リュックサックに入らないものは、事前に送っておけば大丈夫です。

 持ち物は自分で把握させる

持ち物は、自分で用意させ、何を持っていくのか把握させましょう。

自分で準備すると、持ち物を把握しやすいので、忘れ物を防ぐことができます。

もし、心配な場合は、持ち物リストを持参し、新幹線から降りるときに確認できるようにしましょう。

切符の保管場所を決めておく

新幹線に乗るときに大事なものは、切符です。

リュックサックの小さなポケットに入れたり、財布にしまったりするなど切符の保管場所を決めておきましょう。

ズボンのポケットに入れると、トイレに行き、ハンカチを出した際に落とすこともありますので、気を付けましょう。

時間を潰せるグッズを持っていく

本やゲーム、おかしなど長時間、一人で過ごせるグッズを持っていきましょう。

熱中できるものがあれば、寝過ごす心配も回避できます。

また、知らない人から話しかけられることを避けることもできます。

 指定席を取る

長時間の移動は、子供にとって苦痛です。

指定席を取り、少しでも苦痛を和らげてあげましょう。

指定席があれば、トイレなどで席を立つときも安心できますね。

また、指定席を取るときは、車掌室やトイレに近い場所や2列席を取って、子供の不安を軽減してあげましょう。

もしものための必需品を持たせる

子供だけの旅は、本当に心配です。

親だけでなく、子供本人も不安でいっぱいです。

そこで、もしものときのために、携帯電話、腕時計、防犯グッズを持たせましょう。

何か心配なことや危険なことが起こった場合に、すぐに連絡を取ったり、危険を回避できたりするものを持たせれば、子供も親も安心できます。

困ったときにどうするかを考えておく

寝ていて乗り過ごしてしまった、切符をなくしてしまったなど子供だけの旅は、何が起こっても不思議ではありません。

もしものことに備えて、困ったときは誰に知らせるのか、どういう行動をとるのかを子供と一緒に考えておきましょう。

子供だけで新幹線を利用するときは、子供も親も心配です。

これらのポイントを参考にして、少しでも不安を取り除いてみてください。

まとめ

今回は、小学生の子供だけで新幹線を利用して帰省するときのことについてご紹介しました。

新幹線でのマナーを守ることや安全面のことを考慮して、小学校高学年や中学生になってからの利用をおすすめしました。

また、新幹線では子供だけで利用しても、子供をサポートしてくれるサービスはありません。

子供自身がしっかりと行き先やマナーを覚え、自分のことを自分でできるようにしておかないといけません。

日頃の自分の子供の様子から、子供だけで新幹線を利用できるのかどうか考えて判断してみてくださいね!

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