台風直撃で結婚式を欠席 伝え方やご祝儀マナーと渡し方





毎年必ずやってくる台風ですが、友人の結婚式の日に直撃することになったらどうすればいいのでしょうか?

台風直撃となると交通機関もストップしてしまい、行きたくても行けない状況になったとき、結婚式は欠席をしてもいいのでしょうか?

今回は台風直撃で結婚式を欠席せざる負えない場合、欠席の旨の伝え方や欠席の場合のご祝儀について、その他マナーについて紹介します。

スポンサーリンク



 

台風直撃で結婚式を欠席するとき伝え方は?

台風直撃で行きたかった結婚式を欠席せざる負えない状況になったとき、結婚式の欠席の伝え方を紹介します。

当日の出欠がまだわからない場合の前日の伝え方

「明日の結婚式ですが、天候の関係で交通機関が止まってしまった場合、式場に向かうことができません。
本日に会場近くに泊まることも考えましたが、別の予定もあり難しいです。最終的な判断は当日にならないとわかりませんので、明日はっきりとしたお返事をさせていただきますのでよろしくお願いします。」

 

前日に欠席する可能性を伝えた上での、当日の伝え方

「昨日も連絡しましたが、交通手段がなく、会場に行くことができませんので欠席いたします。
本日の結婚式を楽しみにしていましたので、残念です。急な欠席となり、申し訳ございません。」

 

まず飛行機や新幹線があらかじめ止まることがわかっている場合は、前日までに欠席すること、もしくは欠席する可能性があることを伝えておきます。

台風がくることは新郎新婦も心配しています。

ましてや遠方になると、新郎新婦も気になっているでしょう。

当日にいきなりキャンセルになるよりも、前日に欠席するかもしれない旨を伝えておくのがマナーです。

前日は新郎新婦に直接連絡をし、当日は新郎新婦も忙しいのでメールやラインを入れておき、会場に直接連絡を入れます。

会場に連絡を入れることで、忙しい新郎新婦が携帯への連絡に気づかないままになってしまうことを防ぎます。

次は前日は結婚式に出席するつもりでいたのに、台風の進路が変わって交通機関がストップしたり、地域の被害状況がよくない場合など急遽当日に欠席の連絡をする場合です。

「楽しみにしていた結婚式ですが、交通手段がなく会場に行くことができませんので、欠席いたします。急な連絡となり申し訳ございません。」

 

こちらも当日欠席の場合は、新郎新婦・会場と2か所に連絡をすることを忘れずに。

欠席を伝えるときは、結婚式の参加を楽しみにしていたこと、前日泊や他の交通手段を考えたが無理だったこと、急な欠席を悪く思っていることの3点が伝わるようにしましょう。

台風だから欠席します」だけなど、自分がされて嫌な連絡はしないよう、丁寧に伝えてください。

台風で結婚式を欠席するときご祝儀は?

台風で結婚式を欠席したときのご祝儀ですが、ご祝儀の金額はあらかじめ用意していた金額をそのまま渡します

欠席をしていても、料理や引き出物はもう用意済みです。

「料理を食べていないのに」などと不満に思うこともあるかもしれませんが、ご祝儀はあなたの気持ちです。

欠席をしたら気持ちが少なくなったなんて変ですよね?渡す予定の金額をそのまま渡しましょう。

次にご祝儀の渡し方を説明します。

ご祝儀は直接会って渡すのが1番ですが、遠方に住んでいるなど会える日取りがない場合は、郵送します。

現金書留になりますので、郵便局で専用の袋をもらいます。送るときには手紙を添えることも忘れないようにしましょう。

もしプレゼントと一緒にご祝儀を送りたいと考えているのであれば、プレゼントと現金は別々に送ります。宅配便で現金を送ることは法律で禁止されていますので、気を付けてください。

スポンサーリンク



 

台風で結婚式を欠席するときのマナーは?

台風で結婚式が中止になることはまずありません。そのため、結婚式を欠席という形になってしまいます。

台風で結婚式を欠席するときのマナーはこちらです。

  • 前日に会場近くで宿泊ができないか確認する
  • 予定していた交通手段以外使えるものがないか確認する
  • 前日までに欠席又は欠席の可能性の連絡をいれる
  • ご祝儀は参加した場合の金額を包む

新郎新婦にとって大切な日だということを忘れなければ、失礼にあたる行為をすることはないと思います。

後々の関係のためにも、台風で結婚式を欠席するときは、どうがんばっても無理だったということが伝わるようにしましょう。

台風で「行きたくない」と思っても言っちゃいけない

当たり前のことですが、台風で「行きたくない」と思っても口に出してはいけません

新郎新婦の2人と家族にとっては待ちにまった晴れの日です。

どんなに楽しみにしていたかと考えれば、「行きたくない」と思っていたことが伝わらないように、自分の心の中でしまっておきましょう。

つい友人に言ってしまい、後から本人たちに伝わるなんてことは避けたいですよね。

女性の場合はドレスを着ますので、台風だけでなく、雨でも「行きたくない」と思ってしまうことがあると思いますが、会場で着替えることもできます。

行ってしまえば楽しい思い出になりますし、欠席したとしても、「行きたくないから来なかった」と思われてしまうのは自分にとって嫌な思い出として残ってしまいます。

大人として、絶対に口に出してはいけません。

まとめ

台風で結婚式を欠席するときの伝え方とご祝儀マナーをまとめました。

台風が来る季節だったとはいえ、新郎新婦にとって大切な日であったことには変わりません。

しっかりと欠席の旨を伝えれば、相手もわかってくれますので、ギリギリでドタキャンということにだけはならないよう、前もって情報を持っておくことが大事ですね。

こちらもよく読まれています!