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冬が近づくと、園芸店ではクリスマスローズを見かけるようになりますね。
まだ花の少ない早春に咲いてくれる貴重な存在ですから、冬場のガーデニングには欠かせません。
鉢花の可愛らしいクリスマスローズを買ったけれど、花が終わって持て余しているという方に、花後の管理と翌年の花を咲かせるためのコツをお教えします。
また今回は、初心者の方にも簡単に育てられるよう、最低限押さえておきたい知識だけを厳選してお伝えしますね!
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クリスマスローズの育て方
植物の育て方で1番気になるのは、やはり水やりですよね!クリスマスローズの水やりのポイントは、
- 水やりは乾き気味に、メリハリをつける
ということです。
クリスマスローズは多湿を嫌う植物です。水やりは控え目にします。
でも、鉢の土が乾いているのを見つけたら、たっぷりと水をあげます。
その後、再び土が乾くまでは水を控えます。このメリハリがとても重要です。
地植えの場合は、カラカラに乾いている時を除いて、特に水やりの必要はありません。
これだけ覚えておけば、まずは充分ですよ!
クリスマスローズの花が終わったらどうすればいい?
買ってきた鉢花のクリスマスローズも、だんだんと花の色が褪せてくると思います。
そうなったら、
- 色が変わった花を、まずは首元で切る
- 茎に咲いた花が全部終わったら、最後に茎元から切る
ようにしましょう。
これで、まずは大丈夫です!あとは、水やりの方法を守りましょう。
クリスマスローズは、早めに茎元から切って、切り花として飾るのもおすすめですよ。
ただし、クリスマスローズは花瓶にさすと、水の吸い上げがいまいちですので、水あげを良くするには、
- 茎の切り口を熱湯に1分つけてから、たっぷりの水に入れる
という方法がおすすめです。
普通に切り落として花瓶に入れた場合よりずっと長持ちしますので、ぜひお試しください。
いずれにしても、花を最後まで付けたまにしておくと、花にばかり栄養が行ってしまい、株が弱ります。
来年咲く花にも影響しますので、色褪せた花は切る・最後に花が付いていた茎も元から切る、という作業を覚えておくと良いでしょう。
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クリスマスローズの花後の育て方
クリスマスローズの花が終わったら、来年までの間どうするかというと、
- 春が終わって気温が高くなったら、半日陰に鉢を置く
- 秋になったら、翌年の春まで日の当たる場所に鉢を置く
という流れになります。
最低限この2つを守れば、次の年も花が咲きますよ!
さらに花を綺麗に咲かせたい場合
さらに、花を綺麗に咲かせたいという方は、ワンランクアップしてみましょう。
- 秋になったら、ひと回り大きな鉢に植え替える
- 冬になったら、倒れてきた大きな葉っぱを根本から切る
という作業をしてみましょう。
クリスマスローズの生育期は、秋から翌年の春にかけてとなり、日光を浴びてどんどん成長していきます。
秋に植え替えをしておけば、根っこもさらに広く張ることができますし、新芽も元気に出す事ができます。
そしてこの時期から、新芽や花芽に光を当てようと、古い葉が自然と外に向かって倒れてきます。
この倒れた葉っぱは、すでにお役御免になっていますので、次々切っていきましょう。
すると、新しい芽にたくさん日が当たり、良い花を咲かせる事ができますよ。
クリスマスローズの特徴
クリスマスローズはヨーロッパ原産で、こんな特徴があります。
- 暑さに弱く、寒さに強い
- 乾いた場所を好む
- 自然界では落葉樹の下で育つ
ですので、夏場は木の下の様な半日陰・冬からは落葉するので日当たりする場所など、置き場を変えます。
高温多湿になる日本では、本来の環境に近づけるようなお世話をしてやると、上手に花を咲かせる事ができます。
また、だんだん慣れてきたら、使用する園芸バサミも消毒するようにしましょう。主に葉っぱに付く病気を防ぐためです。
1度病気にかかると、その株が全滅してしまう事もありますから、お気に入りのクリスマスローズを買ったのなら、ぜひ消毒を実施して下さいね。
消毒液は、園芸店・ホームセンターなどで必ず売っています。
クリスマスローズ まとめ
クリスマスローズは、元々ヨーロッパ原産のヘレボルス・ニゲルという花がクリスマス頃に開花するため付けられた別名でした。
日本では、ニゲルやその他の種類も含めてクリスマスローズと呼ばれ親しまれています。
うつむき加減で咲く可憐な花姿は、私たち日本人の心をくすぐりますね。
厳しい冬の季節の、ささやかな喜びになってくれそうなクリスマスローズ。
皆さんも、この美しい花に癒されてみてはいかがでしょうか。
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