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読書感想文の書き出しの始め方は、とても大切です。
読み手が惹きつけられるような文章を書かないと、最後まで読んでもらえなかったり、読んでもらえても「つまらなかった」と思われたりしてしまいます。
そこで、今回は、読書感想文の始め方について紹介していきます。読み手を惹きつける書き出し方の例や読書感想文の終わり方も紹介していきますね。
読書感想文は、自分の思いや考えたことを自由に書く作文です。
自分の思いや考えたことを読み手に伝わるように工夫したり、伝えたいことを整理したりして書くだけで、格段と素敵な読書感想文が出来上がります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
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読書感想文の始め方は?
読書感想文を始める時は、本選びから始まっています!
自分が読みたいと思った本やじっくりと繰り返し読めるような本を選びましょう。
また、読書感想文を書く時は、本を読み返しながら書いていきます。
自分の心に残ったページに付箋を貼ったり、読書メモを取ったりしながら読み進めていきましょう。
このように、付箋をしたり、読書メモを取ったりしておくと、文章の構成を考える時にもとても参考になります。
自分の思いや考えたことが整理されて、何を書きたいかがはっきりとしてくるので、おすすめです。
読書感想文の出だしの書き方は?
読書感想文の出だしは、次の3つのことから書きたい事柄を選んで書きましょう。
- 本を読んだきっかけや経緯
- 本を読み終えた直後の新鮮な気持ち
- 物語から得たこと
自分の書きやすいことや読み手に何を伝えたいのかをよく考えて、出だしに書くことを選びましょう。
私は、文章の筋が書き出しから終わりまで通るように、本を読み終えた直後の新鮮な気持ちや物語から得た教訓を書くようにすすめることが多いです。
この2つのことを選んで書いていくと、最初から最後まで書きたいことの筋が通しやすいので、読み手に書き手の言いたいことが伝わりやすくなりますよ。
それでは、実際に、読書感想文の出だしの書き方はどのようになっているのでしょうか?
読書感想文の出だしの書き方例
読書感想文の出だしは、次のように書いていきます。
1万年堂出版が開催している読書感想文コンクールの入賞作品より、出だしの例を紹介していきます。
本を読んだきっかけや経緯
「どうして、この本を読んだのか?」という理由を書きます。
中には、本の装丁の美しさやタイトルに興味を持ったという方もいますよね。
そのようなきっかけや経緯を出だしに書いてみましょう。
私がこの本を読もうとしたきっかけは、友達に「ためになることがいっぱい書いてあるから読んでみて」と言われたからです。最初、本の題名を見た時はこの本の内容がぜんぜん浮かびませんでした。次に目次を見てみて、目に飛びこんできたのは、「24度殺された老婆」というものでした。目次だけでは、「24度も殺せないだろう。1度殺されたら終わりなんじゃないかな?」と思い、話の内容がぜんぜん浮かびませんでした。
(『光に向かって100の花束』を読んで)
本を読み終えた直後の新鮮な気持ち
本を読み終えた直後の熱い気持ちは、読み手の心を動かします。
感動したことや印象に残ったことを出だしに書いて、読書感想文を印象付けましょう!
私はこの本の「生めば100%死ぬ」の手紙にとても引かれました。
なぜかと言うと、おなかの中にいる子供を生めば自分が死んでしまうのに、なんとしてでもこの子を生もうと思えるなんて、うまく言えないけれど、ありがたいと思う気持ちでいっぱいになると思います。
(『親のこころ』を読んで)
物語から得たこと
物語から得たことは、読み手に強い印象を与えます。
特に、読み手が思っていることや考えていることに共感すれば、どんどんと興味を持って、作文を読み進めてくれるでしょう。
ぜひ、物語から得たことを自分の言葉で表してみてくださいね。
「お母さんに、私の気持ちなんて分からない!」
中学生になってから、この言葉を何回言ったことでしょう。小学生や小さい頃には、ほとんど親とけんかをしたことはありませんでした。しかし、大きくなるにつれて親と言い争うことが多くなりました。意味もなく、ただ反抗しているわけではありませんが、親の存在を疎ましく思うこともあります。もっと親とうまくやりたいという思いと実際の行動が一致せず、混乱していました。そんなとき、この『親のこころ』を読みました。たくさんの事例から親の果てしない愛情を感じました。文字でも言葉でも表すことのできないくらいの愛です。
(『親のこころ』を読んで)
このような読書感想文の書き出し例を参考にして、読書感想文を書き始めてみてください。
絶対に、読み手の心を惹きつける出だしが書けますよ!
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読書感想文の初め方から終わり方まで解説!
読書感想文は、書き出し、あらすじ、主題(自分が一番伝えたいこと)、締めの4つの構成で文章を書いていきます。
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- 書き出し部分は、先ほど書いたように、本を読んだきっかけなどを伝えるようにします。
- あらすじ部分は、簡単な物語の流れが読み手に伝わるように書きます。全体の文章の1割を目安に、要点をしぼって書きましょう。
- 主題は、自分が一番伝えたいことを書きます。本を読んで印象に残ったこと具体的に書いていきましょう。主人公の心情の変化のことなど、できるだけ細かく、自分の思ったことや感じたことも付け加えながら書いていくと良いです。
- 締めの部分は、本を読んだ後、この本のおかげで自分の心境の変化があったことを書きましょう。本を読んで得たことや本の作者が伝えたかったことを自分の言葉で噛み砕いて書きます。すると、読み手にも本の良さや書き手の思いが強く伝わるでしょう。
まとめ
今回は、主に、読書感想文の始め方についてご紹介しました。
読書感想文の出だしの文章は、読み手の心をつかむ、とても大切な部分です。
読書感想文の出だしの書き方例を参考にして、ぜひ、書き出しを工夫してみてください。
いつもの読書感想文よりも、格段にレベルが上がりますよ!
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