お気に入りの毛布って、毎日使っているうちにふちが擦れてほつれてきますよね。「まだ使えるのに、ふちだけボロボロ…」なんて経験はありませんか?
そんなときに便利なのが、100均で買える補修テープです。
ダイソーやセリアなどの100円ショップには、布用補修テープやアイロン接着タイプなどが揃っていて、毛布のふちを簡単に直すことができます。
この記事では、毛布のふちを100均の補修テープで直す方法や使えるグッズをご紹介します。
安くて手軽に直したい人から、長持ちさせたい人まで役立つ情報がいっぱいです。
「買い替える前に、まずは直せないかな?」と思った方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
楽天やAmazonではしっかりと毛布のふちが直せます!
毛布のふちを100均の補修テープで直す方法
毛布のふちを100均の補修テープで直す方法について解説します。
それでは順番に見ていきましょう。
①100均で買える補修テープの種類
100均では、意外といろんな種類の補修テープが揃っています。毛布のふちを直すときに使える主なものを紹介しますね。
種類 | 特徴 | 耐久性 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
布用補修テープ | シール式・アイロン式あり、簡単に使える | 中 | ◎ |
アイロン接着シート | 強力で洗濯にも強い | 高 | ◎◎ |
裁縫いらず補修シート | 貼るだけ、初心者向け | 低 | △ |
布用両面テープ | 応急処置に便利 | 低 | △ |
バイアステープ | 縫い付けで丈夫、見た目がきれい | 高 | ◎ |
まず定番なのが「布用補修テープ」です。
これは裏が粘着シートになっていて、布同士を貼り合わせることができます。シールのように簡単に貼れるタイプと、アイロンの熱で接着するタイプの2種類があります。
次に「アイロン接着シート」。これは補修テープよりも接着力が強くて、洗濯しても剥がれにくいのがメリットです。ただしアイロンを使う手間はありますね。
そして「裁縫いらず補修シート」。これは完全に貼るだけのタイプで、アイロン不要でサッと貼れるので便利。ただし粘着力は弱めなので、洗濯が多い毛布には向いていない場合もあります。
他にも「布用両面テープ」や「バイアステープ」なども補修に応用できます。両面テープは応急処置用として便利ですが耐久性は低め。一方、バイアステープは縫い付けが必要ですが仕上がりがきれいで強度も高いです。

私のおすすめは「アイロン接着シート」
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、一度しっかり圧着すれば長持ちします。洗濯しても剥がれにくいので、毛布のように頻繁に使うものにはぴったりですよ。
逆に、子ども用の毛布やすぐに取り替える予定の毛布なら「貼るだけ補修シート」で十分かもしれません。用途や毛布の状態に合わせて選んでみてくださいね。
毛布のふち補修テープの貼り方と長持ちさせる工夫3つ
毛布のふち補修テープの貼り方と長持ちさせるコツについて解説します。
貼り方の基本から、仕上がりをきれいにするコツ、さらに長持ちさせる工夫までまとめて紹介します。
補修前の下準備と基本手順
補修テープを貼る前に、まず「下準備」が大切です。ほつれた糸をカットし、破れた部分をできるだけ平らに整えてから作業を始めましょう。
手順はこんな流れです。
- ほつれや糸くずをハサミで処理
- 補修する部分より少し大きめにテープをカット
- 位置を仮置きしてズレないか確認
- しっかり貼り付ける(アイロンタイプなら当て布をして圧着)
このとき、テープの角を丸くカットしておくと剥がれにくくなります。基本の手順を守るだけで仕上がりが格段に良くなりますよ。
工夫1.アイロン圧着で仕上がりをきれいに
見た目をきれいに仕上げたいなら、アイロンでの圧着がおすすめです。
ポイントは「ゴシゴシ動かさず、上から押さえる」こと。中温に設定したアイロンで当て布をし、数秒間ぎゅっと押し当てると生地としっかり一体化します。
また、平らな台に毛布を広げてシワを伸ばしてから作業するのも重要。毛布は柔らかいので、そのまま貼るとテープがヨレやすいんです。しっかり伸ばしてから作業すると見た目も自然になります。
色を合わせることも忘れずに。毛布と近い色を選ぶと、補修跡がほとんど目立たなくなります。
工夫2.縫い合わせと併用でさらに丈夫に
補修テープだけでも直せますが、長持ちさせたいなら縫い合わせと組み合わせるのが最強です。テープで押さえた部分を、端だけでも波縫いや返し縫いしておくと、剥がれる心配がほとんどなくなります。
特に毛布は使う頻度が高く、洗濯も多いので「テープ+縫い合わせ」で補修するのが安心です。見た目も安定するので、仕上がりにこだわる人にもおすすめです。
工夫3.洗濯に強い補修にするポイント
補修した毛布を長持ちさせるには、洗濯方法も大切です。ポイントは3つあります。
- 洗濯ネットに入れて摩擦を防ぐ
- 弱水流コースでやさしく洗う
- 乾燥機は使わず、陰干しで自然乾燥
僕も最初は普通に洗濯して乾燥機にかけていたんですが、数回で剥がれてしまいました。でも、この3つを意識するようにしてからは数か月経っても剥がれ知らずです。
補修テープは貼って終わりではなく、その後の扱い方が大事。少し気をつけるだけで耐久性が大きく変わりますよ。
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毛布のふち補修に使える100均グッズ5選
毛布のふち補修に使える100均グッズ5選を紹介します。
それぞれの100均での取り扱いを表にまとめました。
アイテム | ダイソー | セリア | キャンドゥ |
---|---|---|---|
布用補修テープ | あり(シール式・アイロン式) | あり(種類少なめ) | あり(無地が多い) |
アイロン接着タイプ | あり(黒・紺・ベージュなど) | あり(貼るだけ簡単タイプも) | あり(サイズ小さめ) |
裁縫いらず補修シート | あり(貼るだけタイプ) | あり(小物向け) | あり(剥がれやすいことも) |
布用両面テープ | あり | あり(手芸コーナー) | あり |
バイアステープ | あり(カラー豊富) | あり(シンプル) | あり(色展開少なめ) |
ダイソーは種類が豊富で選びやすく、セリアはシンプルでナチュラルな色が多い印象です。キャンドゥは最低限の種類は揃うので、応急処置には便利ですよ。
毛布のふちの補修テープが100均のメリットとデメリット
100均補修テープのメリットとデメリットについて解説します。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
メリット1:低コストで手軽に使える
やっぱり最大の魅力は「安さ」です。100均なら1袋100円(税込110円)で買えるので、財布に優しいのがうれしいですよね。


例えば、布補修専用のメーカー品だと500円〜800円くらいするものもあります。それを考えると、まずは100均の補修テープを試すのが気軽です。
「毛布を買い替えるほどではないけど、ちょっと直したい」なんてときにはぴったりです。
メリット2:縫わずに修理できる
「裁縫は苦手…」という人でも大丈夫なのが補修テープの良さです。アイロンを使うタイプでも、ただ当て布をして熱を加えるだけ。裁縫道具がなくても直せるのは助かりますよね。


貼るだけシートタイプならもっと簡単で、文字通りシールを貼る感覚です。ちょっとしたほつれや小さな破れなら、数分で補修できます。
私も最初は「縫うのは面倒だな」と思っていましたが、補修テープのおかげで作業が一気に楽になりました。
デメリット1:洗濯で剥がれやすい弱点
デメリットで一番大きいのがはがれやすいこと。
やっぱり100均の補修テープは、耐久性の面では弱めです。特に貼るだけタイプは、数回の洗濯で端からペロっと浮いてきてしまうこともあります。
対策としては「アイロン接着タイプを選ぶ」「補修した部分をネットに入れて洗う」などの工夫が必要です。
毛布のように使用頻度が高く、洗濯回数も多いものには、ちょっと物足りないと感じる人もいるかもしれません。
デメリット2:見た目が多少不自然になる
もうひとつのデメリットは「見た目」です。補修テープは毛布の色と完全に一致するわけではないので、近くで見ると「貼った感」が出てしまいます。
ただ、色選びやカットの工夫次第で目立たなくすることは可能です。特に角を丸くカットしたり、毛布の色に近いカラーを選べば自然な仕上がりになります。
「見た目も大事!」という人には、ネット通販のカラー豊富な補修テープを選ぶのもアリですね。
毛布のふちの補修テープなら楽天やAmazonもおすすめ
楽天やAmazonで買える毛布のふち補修テープについて紹介します。
「100均よりもしっかりしたものが欲しい」「見た目にもこだわりたい」という人は、ネット通販の補修テープがおすすめです。
①強力アイロン接着タイプ
楽天やAmazonでは、プロ仕様に近い強力なアイロン接着タイプが人気です。100均の補修テープと違い、洗濯してもはがれにくく、長持ちします。


たとえば「コニシ ボンド 補修シート」などはレビューでも「洗濯しても全然取れない」と評価が高いです。毛布のふちのように頻繁に使うものには安心感がありますね。
②耐久性のある布用補修テープ
耐久性重視なら「布専用補修テープ」がおすすめです。厚みがあり、引っ張っても破れにくいので、毛布のふちや布団カバーの破れ補修にぴったりです。
Amazonでは「布用ナイロン補修テープ(アイロン不要タイプ)」が売れていて、貼るだけで使えるのに強度が高いのが特徴です。


③カラー豊富なバイアステープ
「見た目をおしゃれに仕上げたい」という人には、バイアステープがおすすめ。ネット通販だと色や柄の種類が圧倒的に豊富です。


楽天には花柄やチェック柄のものまで揃っているので、補修というより「リメイク感覚」で楽しむこともできます。お気に入りの毛布を可愛くアレンジできるのはうれしいですね。
④大判サイズの補修シート
広範囲を直したいなら、大判サイズの補修シートが便利です。100均では小さめサイズが多いですが、ネット通販ならA4サイズやロール状の補修シートも手に入ります。
「毛布のふちが広範囲で擦れている」というケースでは、こうした大きめのシートで一気に直したほうが見た目も自然になります。
たとえば楽天の「アイロン接着 補修シート 大判タイプ」は、レビューでも「一度で広い範囲を直せてきれいに仕上がった」と高評価です。
少し価格は高めですが、仕上がりの美しさや耐久性を求めるなら検討する価値があります。
毛布のふちの補修テープは100均まとめ
毛布のふちは毎日の使用でどうしても擦れてきますが、100均の補修テープを使えば簡単に直せます。しかもダイソーやセリアなどでは種類も豊富で、手軽に挑戦できるのが魅力です。
ただし耐久性や見た目にこだわるなら、楽天やAmazonで売っている強力タイプやカラー豊富なバイアステープを選ぶのもおすすめです。仕上がりがぐっと自然になり、長く愛用できます。
「買い替えはもったいない」「愛着のある毛布をもう少し使いたい」そんなときに補修テープは心強い味方です。ぜひ自分に合った補修方法を見つけてみてくださいね。
参考までに、補修テープの接着強度や布製品の耐久性については以下の資料も役立ちます。