七味の塩分量 病気に影響する食べ過ぎラインは?




うどんやお蕎麦、丼物や鍋物…

みんな大好きなメニューに、七味は欠かせないスパイスですよね。

美味しくて、つい何にでもかけ過ぎてしまう!
という七味好きの方も多いのでは?

でも、七味の摂り過ぎって身体に悪いのでしょうか?

塩分の摂り過ぎにつながるのかどうかも気になるところです。

そこで、七味の塩分量などについて、情報を集めてみました。

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七味の塩分量は?

実は、七味には塩分は使われていません

使われているのは、唐辛子を代表とするスパイス7種です。

他は山椒・胡麻など、
メーカーによって少しずつ異なる組み合わせで調合されています。

辛さを加えるための他の調味料と比べてみます。
(以下の配合量はメーカーによって変わりますが、平均的な値として捉えてください)

・タバスコ … 小さじ1(5ml)につき塩分は30mg
・豆 板 醤 … 小さじ1(5ml)につき塩分は1g
・カレー粉 … 小さじ1(3g)につき塩分は1g
(※濃口醤油の場合、小さじ1小さじ1(5ml)につき塩分は0.9g)

これらと比べると、
七味は辛味を加える調味料としては、
余計な塩分を加えないという意味ではヘルシーな調味料です。

 

七味の塩分は辛み成分と関係あり?

七味に塩分は含まれていない」ということは、
あの辛味成分と塩分には関連性はありません。

七味を食べて「辛い」と感じるのは、
主に調合されている唐辛子に含まれる
カプサイシン」に私たちが反応しているからです。

 

塩辛いことを「からい」と表現することもありますが、
その「からさ」とカプサイシンの刺激による
「からさ」は当然のごとく、種類が違います。

 

七味が病気に影響する量とは?

では、七味をいつもかけすぎて心配している方は
気になっていると思いますが、

病気になるほどの量ってどれくらいなのでしょうか?

実は、カプサイシンに関して
ヒトに対する致死量などについては、

明確に定まっている訳ではありません

ちなみに、、、

「唐辛子の大食いに挑んだ男性が、カプサイシンの作用で可逆性の脳血管攣縮を起こして倒れた事例が報告されている」
(Wikipedia)

という記述がありました。

つまり、倒れたが元に戻り、
死亡には至っていないと考えられます。

 

一般的に考えて、「かけすぎで病気になる」ということは無いと言えるでしょう。

 

しかしながら、
ご存知の通りカプサイシンは刺激が
強い成分ですので、

摂りすぎると味蕾(舌の味覚を感じる部分)が
鈍感になったり、

胃腸に負担をかけたりすることがあります

カプサイシンに対する

感受性(辛いのが「得意」「苦手」といった個人差ですね)

も人によって違いますので

「どれくらい食べるとお腹を壊すのか」
などは明確にはできませんが、

常識の範囲を超えるような量でなければ、
基本的には大丈夫と考えていいと思います。

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七味だけじゃない!塩分控える調味料とは?

醤油や味噌などは、

塩分の摂り過ぎには気をつけなきゃ

と思っている人にとっては意識しやすい調味料ですよね。

そのために七味唐辛子を使って
塩分控えめの料理にしようと考えていることでしょう。

 

調味料には、「塩分を含んでいる調味料」があります。

・調味酢
純粋なお酢には塩分は含まれていませんが、
寿司酢など調理しやすいように加工された酢は塩分を含んでいます。

 

・ドレッシング 
結構塩分が高いので、
食べるときに直接サラダにかけるのではなく、
最初に少量で和えてから食べたり、
取り分ける方が摂り過ぎを防げるのでオススメ。

ノンオイルのものなども、
味を調整するためオイルの代わりに高い塩分が
使用されていることも多いのでご注意を。

 

・ぽん酢
柑橘類と酢ならヘルシーかな?と思いますが、
こちらも味をととのえるための塩分が含まれていることがあります。

 

・料理酒
実は食塩が入っているものも多いです。
原材料の表示をチェックしたり、
「食塩不使用」と書かれているものを選ぶようにすると良いですね。

 

 

他にも調味料はたくさんありますが、
選ぶ際には「塩分控えめ」等の表示が
されているものを購入してみたり、

調理時に塩分を含まない調味料やスパイスを効かせてみたり…と
工夫をすることで、日々の塩分カットの成功に繋がっていきます。

 

七味塩分量まとめ

いかがでしたか?

七味が大好きな方にとって

「かけすぎは身体に悪いのだろうか」
「塩分は摂りすぎにならないだろうか」

と心配しながらもたくさん食べてしまうと、罪悪感を感じてしまうかもしれませんよね。

でも、七味に塩分は含まれていませんし、
配合されているスパイスは元々は漢方薬を基に
生薬を組み合わせて作られた調味料です。

お腹を壊すほど大量に食べたりしなければ、
健康効果も期待できます。

何より一振りでいろんな料理の美味しさを
際立たせてくれる名脇役です。

上手に七味を取り入れて、
美味しく健康な食生活に役立ててくださいね。

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