体調の悪いとき、もどしてしまうことがありますよね。
そこで、今回は、手についたゲロの臭い取りの方法と介護現場でも行われているゲロの臭い取り処理の方法を紹介していきます。
意外と、子供から大人までゲロをしてしまう機会は多いです。
自分でゲロしようと思って、思いっきり喉の奥に指を突っ込んだり、子供の突然のゲロに咄嗟に手を構えたりして、手がゲロまみれになることもよくあります。
私は、外食する度にゲロをする息子がいるので、手がゲロまみれになることが本当に多いです。
手にゲロがつくと何が嫌かって…「臭い」ですよね!
あの鼻にツンっとくる臭い!
こちらまでゲロしてしまいそうになります…。
ゲロの臭い取りの正しい知識をもって、いざというときのために備えておきましょうね!
臭いがなくなれば、自分の不快な気持ちも消えますし、周りにも迷惑をかけずに済みますよ。
ゲロの臭い取り 手の消し方は?
ゲロが手についてしまったときは、ハンドソープだけでは臭いを落としきれません。
食器用洗剤や歯磨き粉を使って、臭いのもとを取り除いていきましょう。
また、ゲロがついたときは、すぐに洗い流し、感染を予防したり、不快な気持ちを消したりしましょうね。
- ゲロがついてしまった手の汚れを真水で流します。
 - 手にハンドソープをつけて、汚れをしっかりと落とします。
 - 食器用洗剤の原液を臭いの気になる部分に直につけます。臭いの気になる部分にすり込むようにして洗いましょう。
 - 臭いがきついときは、そのままの状態で数分間、放置しておきます。
 - 真水で洗剤をしっかりと落としましょう。
 - 最後に、ハンドソープでもう一度洗い、完成です。
 
食器用洗剤で洗ったあとは、手の皮膚が乾燥しやすいです。
保湿クリームなどを塗って、手を乾燥から守りましょうね。
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外出先などでゲロをしてしまうことが多い方は、食器用洗剤の代わりに歯磨き粉がおすすめです。
食器用洗剤のように、ゲロの臭いをもとから取り除いてくれます。
また、ゲロをしたときに出る胃酸は、歯を溶かしてしまいます。
ゲロ後は、歯磨き粉でしっかりと歯磨きもしましょうね。
私の息子も外出先でのゲロは絶対なので、携帯用の歯磨きセットを持ち歩いています。
また、いつでもゲロに備えられるよう、ゲロ袋やビニール手袋も鞄に入れて、準備してあります。
でも、間に合わず、私の手の方が先に出てしまうんですよね…。
ゲロの臭い取り 介護の現場の消し方は?
日常的にゲロの多い介護の現場では、衛生面に気を付けたゲロ処理が行われています。
もちろん、臭いもしっかりと取れる、正しいゲロ処理の方法です。
それでは、ゲロの処理方法をみていきましょう。
必要なものは、
- 次亜塩素酸ナトリウム
 - スプレーボトル
 - ペーパー
 - マスク
 - ガウン
 - ゴーグル
 - 消毒用アルコール
 - ビニール手袋
 - バケツ(ゴミ袋などのビニール袋を二枚重ねにして付けておく)
 - 手指用の保湿クリーム
 
これは、学校現場でも行われている方法です。
- 嘔吐物処理に必要なアイテムをかごにまとめておきます。
 - 嘔吐物を処理する前に、手を洗ったり、消毒したりします。
 - ガウン、マスク、ゴーグル、ビニール手袋を装着します。
 - ペーパーで嘔吐物を覆います。
 - 嘔吐物を中央に向かって集め、しっかりと汚れを拭き取ります。出たゴミは、バケツに入れます。
 - ビニール手袋をバケツに捨てます。
 - 手をアルコール消毒してから、新しいビニール手袋を装着します。
 - 嘔吐物があった場所よりも広めにペーパーを敷きつめていきます。
 - 次亜塩素酸ナトリウムの希釈したものをスプレーボトルに入れ、⑧の場所にまきます。
 - 10~15分間、放置します。
 - ペーパーできれいに拭き取り、ゴミはバケツに捨てます。
 - ビニール手袋を外し、バケツに捨てます。
 - 手をアルコール消毒してから、新しいビニール手袋を装着します。
 - マスク、ゴーグル、ガウンを脱ぎ、最後にビニール手袋を外し、バケツに捨てます。
 - 手をアルコール消毒してから、新しいビニール手袋を装着します。
 - バケツに入れたゴミをまとめ、袋を密閉して、完成です。
 
このように、念入りに消毒し、処理をすれば感染の拡大を防げたり、臭いのもとを取り除いたりすることができます。
しかし、私が家で行うときは、次亜塩素酸ナトリウムを使う代わりに、家にある次亜塩素酸ナトリウムが含まれている「キッチンハイター」を使っています。
上記に記したやり方と同じように行います。
臭い取りもできますし、消毒もできますよ。
また、次亜塩素酸ナトリウムなどの希釈液は、作り置きができません。
作り置きをしておくと、消毒の効果が弱まってしまうからです。
その都度、必要な分を作り、使っていくようにしましょう。
手を消毒しても荒れないためのコツは?
保湿クリームをつけることです。
手をアルコールなどで消毒すると、手の表面にある脂や水分が奪われてしまい、手荒れが起こります。
アルコールなどで消毒した場合は、手の乾燥を防ぐために、保湿クリームを塗るようにしましょうね。
まとめ
今回は、手についたゲロの臭い取りの方法と介護現場でも行われているゲロの臭い取り処理の方法をご紹介しました。
手についたゲロの臭いは、ハンドソープでは落としきれません。
食器用洗剤や歯磨き粉を使って、取り除いてみましょう。
介護現場では、ゲロの処理をするときに、マスクやガウンなどを装着したり、次亜塩素酸ナトリウムを使ったりしています。
感染の拡大防止や不快な臭いが残らないように、衛生面に気を付けて処理をされています。
家でも、この方法は真似できるので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
正しいゲロの臭い取りを知って、もしものときに役立てましょうね。
消毒後の手の保湿もお忘れなく!
