帰宅した子供に「おにぎりが固くて美味しくなかった」と言われ、「夏だし腐ってしまうよりマシでしょう」と返事をするも、せっかくのおにぎりだから美味しく食べてほしいと少し悔しくなるときあります。
おにぎりの保冷剤の入れ方にはコツがあり、保冷剤が直接当たっていない時は固くならず、当たってしまっている時は固くなっていたのです。
痛むのを防ぐためだけでなく、子供や旦那にも美味しく食べてもらいたいですよね。
そんな悩みを解決するため、今回は
- おにぎりと保冷剤の入れ方のコツ
- 夏に冷めても固くならない方法
をお伝えします!
おにぎりと保冷剤の入れ方のコツ
おにぎりに保冷剤が直接当たらないようにするコツは、2つあります。
- 保冷剤は直接おにぎりに触れさせず薄手の布などで仕切る
- ジェルタイプの保冷剤を選ぶ
では、それぞれ詳しく説明していきます!
保冷剤は直接触れさせない
保冷剤をナプキンで包んだり、おにぎりをお弁当箱に入れて保冷剤と当たるのを防ぐ入れ方をすることです。
おにぎりが固くなる原因は、直接おにぎりに保冷剤が当たることで冷え過ぎてしまうからです。
私はガーゼのような薄い生地のハンカチで保冷剤をぐるぐる巻きにして保冷バッグに入れています。
保冷剤はけっこう冷えてくれるので、ぐるぐる巻きにしてもちゃんと保冷効果があります。保冷効果が心配な場合は、保冷剤の数を増やしてもいいでしょう。
保冷剤を巻くのが面倒な場合は、お弁当箱でもタッパーでもいいので、ふたをできるものにおにぎりを入れてしまいましょう。
保冷剤が直接当たることはないので、おにぎりが固くなるということを防げます。おにぎり用のケースも売っているので、それを使うのもいいですね。
保冷剤はジェルタイプを使う
固いタイプよりも、ジェルタイプなど柔らかい保冷剤の方が冷え方がマイルドで、おにぎりが固くなりにくいです。
こんなかわいい保冷剤なら、お弁当を食べるときも楽しくなりますね!
いつでもおにぎりが美味しく食べられるよう、入れ方に注意が必要です。
おにぎりが保冷剤で夏に冷めても固くならない方法3選
では、おにぎりが保冷剤で夏に冷めても美味しい方法2つをご紹介します。
- ご飯は少し固めに炊く
- お酢や油を入れて炊く
- 塩は多めにしてにぎる
油やお酢を加えて握ると冷めても固くなりにくい
包み方や保冷バッグの使い方にも注意
ご飯は少し固めに炊く
水分が多いとべたつきやすくなりますので、気持ち水加減を減らしてご飯を炊きましょう。
おにぎりが痛みにくいように、お酢や梅干しを入れて炊くとなお良しです。
お酢は米2合に対して小さじ1程度で、炊きあがった後に入れても大丈夫です。
ご飯が炊きあがったら混ぜ合わせ、あら熱をとります。
炊飯器のスイッチは切ってしまってOKです。
あら熱をとることで、おにぎりにしたときにふっくら感がでて美味しく食べられますし、ラップで包むときに余計な水分が出るのを防ぎ、痛みにくくなります。
塩は多め
そして塩は気持ち多めに入れましょう。
私はラップで握った後に塩をかけるのがおすすめです。
理由は、ラップに直接塩をかけると塩がつく場所がかたよってしまうため、握ってから全体にかかるようにした方が味のなじみがいいからです。
具を入れる場合のタイミングは、ラップにご飯をしいた時です。
私は混ぜ込みおにぎりの方が好きなので、お茶碗にラップをしき、その中でご飯と具材を混ぜてから握っています。
強く握りすぎないように、軽めに握ることもこころがけましょう。
軽めに握ることでご飯の粒がつぶれるのを防いで、美味しく食べられます。
まとめ
おにぎりが固くなるのを防ぐための保冷剤を入れるときのコツ、冷めても美味しく食べられる方法を紹介しました。
保冷剤なんて、ただ入れればいいと思っていた頃から入れ方に工夫をするようになるまでけっこう時間がかかりました。
若い時は自分のためだけに作っていたおにぎりですが、食べてもらう人ができると、こうした方がいいとか、こんな食べ方がおいしいとかいろんなことを考えるのが楽しくなりますね。
「今日もおにぎりおいしかった」と言ってもらえるよう、少しの手間をかけて楽しみながら作っていきましょう。
