お弁当の保冷剤はいつから?気温何度から何個入れる?





お弁当に保冷剤を使うことがありますが、保冷剤はいつから入れ始めるのがいいか知っていますか?

食べ物が腐りやすくなる梅雨の時期から?それとも暑くなってきてから?

気温が何度になれば入れ始めるべきなのか悩むところです。特に免疫力の弱い子供のお弁当は余計に気を使います。

そして、いつから使い始めるのかも大事ですが、夏の暑い時期になると保冷剤が溶けるのが早くなってしまい、ちゃんと保冷効果が持続しているのか不安になったりもしませんか?

そんな悩みを解決するため、今回はいつからお弁当に保冷剤を使い始めるのがいいかその時期と具体的な気温、保冷剤の大きさ・個数によってどれくらいの保冷効果があるのかをまとめましたので、説明します。

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お弁当の保冷剤はいつから?

お弁当に保冷剤を入れるのはいつからがいいのでしょうか。

お弁当に保冷剤を入れ始める時期の目安は5月です。

なぜ5月なのかその理由は、外気温が高くなりやすく、食中毒の菌が発生しやすくなる時期だからです。

食中毒が増えるのはいつからかというと、毎年食中毒の被害が多くなるのは6月~8月頃です。

気温が高くなり、湿度も上がってムシムシしてくる時期になります。

お弁当に保冷剤を使うのを5月からにすることで、食中毒が流行する前から対策をとっておき、お弁当を守れるということですね。

しかし最近は、温暖化の影響で3、4月頃から急に気温が高くなる日があります。食中毒には流行時期がありますが、食中毒自体は1年中発生しています

5月より前でも、その日の気温や湿度に合わせてお弁当に保冷剤を入れたり入れなかったりする日を作ることが大事です

お弁当の保冷剤は気温何度から?

お弁当に保冷剤を入れるとき、気温何度を目安にすればいいのか紹介します。

お弁当に保冷剤を入れる目安はその日の気温が25℃以上になるときです

食中毒の菌は30℃〜40℃が増殖するのに適した気温になります。

特に気温35℃前後が菌が大好きな環境になります。

夏場はずっと食中毒の菌が発生しやすいのは、、菌にとってとてもいい環境だったからなんですね。

湿度は80%前後から菌が増殖しやすく、湿度が高くなればなるほどたくさんの菌が発生します。

雨の日は特に菌が発生しやすくなるということですね。

天気予報でその日の最高気温が25℃と出ている場合、バッグの中でお弁当を保管をしているとバッグの中は25℃以上の温度になりますので、外気温が25℃以上になるときに保冷剤を使うと覚えておきましょう

しかし、お弁当を車の中や部活動をしている体育館の中など、外気温よりも室温の方が高くなる可能性のある場所に置きっ放しになってしまう場合はこの限りではありません。

こういった場所は湿度も高くなりがちですので、その場合は外気温が20℃以上を目安に保冷剤を使うことをオススメします

クーラーの効いた部屋で過ごすのか、炎天下の室内に放置することになるのかといった環境でも変わりますので、少しでも心配だなと思うときは保冷剤を入れておくと安心ですね。

まとめ
  • 保冷剤を入れる気温の目安は最高気温25℃以上
  • 湿度が高いと菌が発生するので、雨の日は要注意
  • 車の中、体育館の中は外気温が20℃以上

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お弁当の保冷剤を何個入れる目安は?

保冷剤をお弁当に入れるとき、いくつの保冷剤を使えば、お弁当の時間まで保冷効果が保てるのでしょうか。

保冷剤の目安はこちらになります。

  • 30g(5cm×12㎝)   約1時間半
  • 50g(7.5cm×11cm)  約2時間半
  • 100g(9cm×14cm)  約3時間
  • 300g(12cm×17cm)  約6時間

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上記は気温20℃で、保冷バッグを使用したときの目安ということです。

保冷剤は大きいものほど保冷効果があり、たくさん入れるとその分保冷効果がアップしますが、お弁当が冷えすぎてしまっても困ります。

お弁当がよく冷えているなというときは、食べる30分~1時間前に保冷剤をお弁当から出しておくといいでしょう。

保冷剤がお弁当の時間にうまく溶けてくれる個数の例をあげます。

保冷剤個数の例
  • 6時頃に作り、7時に出発、12時にお弁当を食べるとき(お弁当は常温で保管)
    50gと100gの保冷剤を1つずつ使う
  • クーラーの効いていない車の中に置いたままになる場合
    室温が50℃以上になりますので、同じ時間の保管でも300gの保冷剤を用意しておいた方がいいですね

50gと100gの保冷剤を入れると約4時間近く保冷効果があると考えられますので、食べるときに冷えすぎていない程度の保冷効果が期待できます

お弁当の持ち出し時間が長い場合や暑い環境に置いたままになる場合は、保冷効果が長続きするよう、大きい容量の保冷剤を用意しておき、お子さんやご主人に食べる30分~1時間前に取り出すよう伝えておくと安心ですね。

まとめ

お弁当に保冷剤を入れるのはいつからがいいのか、保冷剤の数の目安を紹介しました。

まとめとして、お弁当に保冷剤は5月頃から使うことを意識し、気温25℃を目安に必ず使うようにすることを覚えておきましょう。

100均でお弁当用の抗菌シートも販売されていますので、抗菌シートで菌を出にくくしながら保冷剤を使い、お子さんや旦那さんに安心して食べさせてあげられるようにしたいですね。

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