心付けの書き方 バスの運転手やガイド篇 封筒は糊付けする?




会社での社員旅行や子供会などでバスを貸切にして旅行することもありますよね。

そんな時に幹事になって気になるのがバスの運転手への心付けではないでしょうか。

なかなか多くの人がバス旅行の幹事になる機会もないので渡す時には「どのような封筒を選べばいいのか」「封筒の表書きの書き方は寸志?餞別?御礼?記名はいるのか」「封筒の糊付けは必要なのか」「心付けとして包むお金の相場」など知りたいことはたくさんです。

そこで今回は、貸切バス運転手やガイドをお願いした場合のガイドへの心付けの仕方について詳しくご紹介します。

心付けはお世話になる感謝の気持ちやお礼の意味があります。

幹事は団体旅行でバタバタしてしまう中、心付けを渡すタイミングも重要です。

宿泊を伴うバス旅行の場合は、運転手やガイドとは長くお世話になります。

正しく心付けを渡してお互いに気持ちよく旅行ができるようにしましょう。

この記事を読んで大人のマナーとして心付けの仕方を覚えておくと結婚式やお葬式の時にも役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。

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バス運転手に心付けの封筒の書き方 表書きは?

バスの運転手に心付けをする場合の封筒の書き方は、「御礼」「心付け」「飲み物代」として記名は特にしなくてもよいです。

封筒の糊付けについては、糊付けしてもよいですが、後でまた袋を開ける可能性もあるのでシールにしておくのがおすすめです。

私が持っている100円ショップで買ったのし袋には一緒にシールも入っていて便利です。

封筒の表書きには、寸志や餞別と書いたりする人もいます。

寸志は目上の人から目下の人へ使う言葉であったり、餞別も目上の人や同僚に対してはなむけの意味として使われたりするので、バスの運転手へ使う言葉としてはあまり適していません。

バスの運転手とは当日初めて会う方がほとんどなので、「御礼」「心付け」「飲み物代」で立場の上下に関係なく使えるものがいいです。

バス運転手に心付けをいつ渡す?タイミングと渡し方

バスの運転手に限らず心付けは、お世話になる前や何かをしてもらう前に渡すのが基本です。

貸切バスでの団体旅行の場合は、幹事は集合場所にバスが到着してバスの運転手に初めて会って挨拶するタイミングがあります。

その時によろしくお願いしますという言葉と共に渡すのがスマートです。

また、その時にお世話になる自分たちのことを少しお話ししておくと、何かあった時に対応してもらいやすくなります。

運転手も会社員なので会社の規則で心付けをもらわないという方もいます。

2回ほど差し出してもらっていただけない時は、諦めて休憩時間にお茶を渡したり、自分たちのお菓子を御裾分けしたり別の形でお礼の気持ちを伝えましょう。

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バス運転手の心付け金額の相場

バスの運転手の心付けの金額の相場は、日帰りの場合は1000円~2000円、宿泊を伴う場合は5000円~6000円くらいです。

海外のチップとは違い、心付けとして裸でお金を渡すことは失礼になってしまうので封筒にいれなければいけません。

バス運転手への心付けの金額であれば印刷された略式ののし袋や無地の白い封筒に表書きを書いて必要なお金を入れましょう。

Qバスの運転手への御礼袋について。

明日、会社のバス旅行があります。

日帰りで、御礼として3000円渡すことになったのですが、のしとちょっとした御礼のときに渡す少し綺麗めな袋はどちらがよいでしょうか?

3000円なのでのしにわざわざ?と思いつつ、会社名を入れるので悩んでいます。

マナーについて教えてください。

よろしくお願い致します。

A寸志か御礼ですね

私個人は寸志よりお礼の方が好きで使いますけど

それ専用の袋が100均にも売ってますが・・・

2者択一なら会社だし熨斗付でしょうか

御礼・寸志は花結び(蝶結び)の水引を使いますが

仰々しいとお考えのようですし その際は横に赤線(赤棒)の

印刷がされ熨斗だけ表書きの横に印刷されたのし袋が

あります

そちらのほうが簡略・気軽と言われてます

横に赤棒熨斗袋で寸志も御礼も100均でもあります
http://item.rakuten.co.jp/nodakami8/10000253/
http://item.rakuten.co.jp/nodakami8/10000326/?s-id=pc_srecommend_01

簡略なのし袋もいろいろありますし、最近はポチ袋でも「御礼」や「心付け」と表書きがされたものが売られているので、1000円~2000円で少額の時には気軽に渡せていいですね。

バスガイドへ心付けは?

バスの運転手に心付けを渡す場合は、バスガイドにも同額の心付けを渡す方が望ましいです。

日帰りの場合は1000円~2000円、宿泊を伴う場合は5000円~6000円くらいです。

ひと昔前は、運転手とガイドの心付けは6:4や7:3などと言われていましたが、最近は同額が一般的です。

渡す時も運転手とは別々の封筒に入れ、初めてお会いし、挨拶をする時に直接手渡ししましょう。

ガイドの場合は、心付けを入れる封筒はさっとポケットに入れられるようにポチ袋などの小さめの方が親切ですね。

私は結婚式の時に心付けを渡しましたが、女性スタッフの方が多かったので小さいポチ袋に入れて渡しました。

女性の洋服のポケットは割と小さいので渡した後のことも考えてコンパクトにする方がおすすめです。

心付け まとめ

バスの運転手とガイドに心付けを渡す時は、のし袋や白い封筒なら「御礼」「心付け」「飲み物代」と表書きをし、糊付けせずシールで留めます。

日帰りの場合は1000円~2000円、宿泊を伴う場合は5000円~6000円くらいの金額を入れて運転手ガイドそれぞれに直接手渡ししましょう。

あまりかしこまりたくない時はポチ袋に入れても大丈夫です。

心付けの意味は、感謝やお礼の気持ちを伝えることです。

バスに乗る時には「お願いします」や降りた時には「ありがとうございました」という言葉を伝えることは忘れないようにしましょう。

子供の頃はわりとすんなりとバスの運転手に御礼が言えていたけど、大人になるにつれて御礼を口に出して言わなくなってしまいますよね。私もそんな一人なので、これから御礼を言葉で伝えるようにしようと思います。

また、お金として心付けを渡したからといって、バスの車内でマナーを守らなかったり、ゴミを散らかしたりすれば運転手もガイドもいい気にはなりません。

お互いに楽しくバス旅行をするために最低限のマナーは守るようにしましょう

心付けは人生のさまざまな時に必要になります。その時にこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

参考にしたサイト

https://uranaru.jp/topic/1044289
https://driver-times.com/driver_job/driver_bus/1053731

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